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Skylakeにも対応したファンレスMini-ITXケース「FC8 Alpha」が登場

STREACOM製、非ファンレス仕様のF7C Alphaも

右がファンレス仕様のFC8、左が非ファンレス仕様のF7C

 Skylakeに対応したファンレス仕様のMini-ITXケースが登場、STREACOMから「FC8 Alpha Fanless Chassis」が発売された。

 店頭価格は税込26,784円で、販売ショップはオリオスペック

 このほか、ファンレス仕様ではないが、外観がほぼ同じ「F7C Alpha Chassis」も発売されている。こちらの店頭価格は税込15,984円。

 両モデルとも在庫はごく少量。

TDP 35WのSkylakeでファンレス動作に対応した「FC8 Alpha」

CPUクーラーの装着イメージ図
短いヒートパイプ「HM1」も販売中

 FC8 Alpha Fanless Chassisは、CPUの熱を筐体に伝達することでファンレス動作を実現したアルミ製のMini-ITXケース。ヒートパイプを搭載する専用のCPUクーラーが付属しており、ヒートパイプをケースに固定することで、熱が筐体に伝わるようになっている。

 同店によると対応CPUはSkylake世代/TDP 35Wのモデルで、Core i3-6100TやCore i5-6400Tなどを挙げている。対応CPUソケットはLGA775/1366/115x/Socket AM1など。ちなみに、メーカーは「風の流れがあり、涼しい場所に設置した際はTDP 95WのCPUも搭載できる」とアナウンスしている。

 なお、付属のCPUクーラーについては、「CPUソケットがマザーボード下部側にある製品に対応している」(同店)としており、マザーボードによっては搭載できない製品がある点は注意が必要。同店はこの点を解消するために長さが短いヒートパイプ「MH1」を同時に販売しており、MH1に交換することでCPUソケットがマザーボード上部側にある製品でも利用できるとしている。

 搭載できるストレージは内部の構成によって変化し、2.5インチ×1+3.5インチ×2または、2.5インチ×4、2.5インチ×2+3.5インチ×1の3パターン。このほか、スロットイン式の薄型光学ドライブ用ベイが1つ用意されている。

 本体サイズは幅240×高さ109×奥行き250mm、重量は約2.7kg。電源は別売りで、同店によるとACアダプタ電源基板「PicoPSU」に対応しているという。

非ファンレス仕様だがケースファンが搭載できる「F7C Alpha」

 F7C Alpha Chassisは、前述のFC8 Alpha Fanless Chassisとよく似たデザインのアルミ製Mini-ITXケース。こちらはファンレスでの動作は非対応だが、ケース側面に92mmまたは80mmのファンが1基搭載できるようになっている。

 製品ラインナップは薄型光学ドライブベイの有無で2タイプがあり、それぞれカラーはブラックとシルバーが用意されている。

 対応するCPUクーラーは高さが最大55mmまでのもので(3.5インチHDD搭載時は28mmまで)、電源は別売り(PicoPSUが推奨)。

 本体サイズは幅240×高さ109×奥行き250mm、重量は約2.1kg。

[撮影協力:オリオスペック]