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ハード拡張も可能なArduinoゲーム機「Gamebuino」が販売中、税込4,980円

携帯電話の液晶をリサイクル、インベーダー風ゲームもあり

 プログラミングやハードウェア拡張も可能なArduinoベースの携帯レトロゲーム機「Gamebuino」が秋月電子通商で販売中だ。液晶には携帯電話のリサイクル品が採用されている。価格は税込4,980円。

ゲームの自作やハード面の拡張が可能な小型ゲーム機

 Gamebuinoは、解像度84×48ドットのモノクロ液晶ディスプレイや、CPUのATmega328(16MHz)、方向ボタンなどを搭載した小型ゲーム機。本体サイズは90×45×12mm。

 マイコンボードのArduino Unoと同等のスペックを持つといい、また液晶にはNokia製携帯電話「3310」のリサイクル品を用いているという。

 本体にはmicroSDカードスロットもあり、128MBのmicroSDカードが装着済み。microSDカードには“スペースインベーダー風”など複数のゲームがプリインストールされており、すぐにプレイできる。

 このほか、Webサイトでは無料ゲームが公開中で、アクション、シューティング、パズル、レースなど様々なジャンルのゲームが掲載されている。

 また、ゲームの自作も可能といい、Webサイトではドキュメントやデモプログラムなどが公開されているほか、コミュニティサイトが用意されている。

 さらに、ハード面の拡張も可能としており、基板上のI2Cポートを用いて、複数のGamebuinoをデイジーチェーン接続してマルチプレイをしたり、加速度計や振動モーターなどを追加したりできるという。

 本体にはMicro USB端子も装備。電源は容量300mAhのリチウムポリマーバッテリーで、動作時間は最長24時間。一般的なスマートフォン向け充電器で充電できるとしている。