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OC特化型のZ270マザー「ROG MAXIMUS IX APEX」が発売、ASUS製

メモリスロットを2本に減らして配線を最適化、独自の拡張スロットもあり

 メモリスロットを2本に減らし、高クロック動作を実現したというASUSのZ270マザー「ROG MAXIMUS IX APEX」が発売された。

 店頭価格は税込42,990~48,000円前後。販売ショップはツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館ドスパラパーツ館パソコンショップ アークソフマップ 秋葉原 本館パソコン工房 秋葉原BUYMORE店

メモリは最高4,266MHzで動作、メモリスロットと同じ形状の独自拡張カードスロットを装備

 ROG MAXIMUS IX APEXは、Intel Z270チップセットを搭載したE-ATXフォームファクタのLGA1151マザーボード。

 E-ATXの大型マザーながら、DDR4メモリ用のスロットが2本と少ないのがユニーク。Mini-ITXやmicroATXといった小型基板のマザーでは、スロットが2本のタイプがよく見られるが、E-ATXでは希だ。

 同社によれば、ROG MAXIMUS IX APEXではメモリスロットを通常の4本から2本に減らして配線を最適化し、配線間のノイズの影響を最小限に抑えたという。これにより、高クロック対応メモリを装着することで、最高4,266MHzで動作させることが可能としている。

 また、メモリスロットと形状が同じ、独自の拡張カードスロットを1基備えているのも特徴。付属の「DIMM.2」カードを装着することで縦型のM.2スロットとして機能し、2つまでのNVMe M.2 SSD(Type 2230~22110)を増設できるようになる。RAID構成でパフォーマンスを上げることも可能としている。

 上記以外の独自機能としては、高機能ファンコントローラ「Fan Xpert 4」、ゲーム向けサウンド「ROG SupremeFX」、イルミネーション機能「Aura」などがある。

 装飾面については、3Dプリンタで自作したアクセサリも使用可能といい、マザー上にネームプレートやケーブルカバーなどを装着できるという。

 スロット数はPCIe x16×4、PCIe x1×2、DDR4 DIMM×2(最大32GB)、DIMM.2×1。主な搭載機能・インターフェイスはDisplayPort、HDMI、Gigabit Ethernet(Intel I219-V)、6Gbps SATA、M.2、USB 3.1(Type-A/C各1基)、USB 3.0/2.0、8チャンネルサウンド。

[撮影協力:ドスパラパーツ館ツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店]