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TDP10Wの4コアCeleronを搭載したIntel NUCが発売、4K/60Hz対応

PC自作キットと、すぐに使えるOSインストール済みモデルの2機種

(3/8 21:30更新)OSインストール済みモデルを追加。
初出日時 3/8 11:00

 Intelの省電力SoC「Apollo Lake」を搭載したIntelの小型PC自作キット「NUC6CAYH(BOXNUC6CAYH)」が発売された。店頭価格は税込21,580~22,700円前後。

 また、NUC6CAYHをベースにメモリやストレージを搭載し、OSインストール済みの小型PC「NUC6CAYSAJR(BOXNUC6CAYSAJR)」も販売が開始されている。こちらの店頭価格は税込30,800~31,300円前後。

 販売ショップはツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店テクノハウス東映パソコンショップ アークパソコン工房 秋葉原BUYMORE店ドスパラパーツ館では自作キットのNUC6CAYHのみ販売している。

TDP10Wの4コアSoCを採用した省スペースのPC自作キット「NUC6CAYH」

 NUC6CAYHは、Apollo Lake世代のCeleron J3455を搭載した小型のPC自作キット(NUC)。Celeron J3455はクロック1.5GHz(バースト時2.3GHz)で動作する4コア/4スレッドのSoCで、TDPは10W。GPUとして4K/60Hz表示が可能な「Intel HD Graphics 500」を内蔵している。メモリスロットはDDR3L-1600/1866対応のSO-DIMM×2(1.35Vメモリ専用、最大8GB)。

 搭載デバイス・インターフェイスは、HDMI 2.0、VGA、1000Base-T LAN、IEEE 802.11ac無線LAN+Bluetooth 4.2(Intel Wireless-AC 3168)、最大7.1chサウンド(HDMI)、USB 3.0×4(前面2+背面2)、USB 2.0×2(ピンヘッダ)、ヘッドフォン/マイクジャックなど。

 ドライブベイは厚さ9.5mmまで対応できる2.5インチシャドウ(6Gbps SATA接続)×1のほか、本体側面にSDカードリーダー(SDXC、UHS-I対応)が用意されている。

 本体サイズは115×111×51mm。付属品はACアダプタ(19V/65W、マルチカントリー対応プラグ)、VESAマウントなど。

日本語版Windows 10 Homeインストール済みモデル「NUC6CAYSAJR」も登場

(3/8 追加)

 NUC6CAYSAJRは、前述のPC自作キット「NUC6CAYH」をベースに2GBメモリと32GB eMMCを搭載し、日本語版Windows 10 Home 64bitがプリインストールされた小型PC。パーツを組み込む手間がなく、電源を入れればOSが起動できる状態となっている。それ以外の主な仕様はベースモデルに準ずるが、メモリスロットは空きが1になっている点は注意。

 外部インターフェイスや本体サイズ、付属品はNUC6CAYHと同じ。

[撮影協力:パソコン工房 秋葉原BUYMORE店ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館]

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