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ゲーム内の動きをより鮮明に表示、DyAc技術搭載のゲーミング液晶「XL2735」が発売
27インチで左右にシールド装備、BenQ製
2017年4月8日 00:00
より鮮明にゲームの動きを映し出す「DyAc」技術を搭載した、BenQ ZOWIEブランドの144Hz対応ゲーミング液晶「XL2735」が発売された。ゲームへの集中力を上げる左右のシールドも特徴。
店頭価格は税込89,800~97,000円前後。販売ショップはツクモパソコン本店II、ツクモeX.パソコン館、ドスパラパーツ館。ツクモパソコン本店IIではサンプル展示が始まっている。
2,560×1,440ドットの27インチ液晶、本体の左右両端にアイシールドを装備
XL2735は、27インチのTNパネル(2,560×1,440ドット)を採用したゲーム向けのディスプレイ。一般的な液晶より高いリフレッシュレート144Hzに対応するのに加え、独自技術の「DyAc(Dynamic Accuracy)」を搭載するのが特徴だ。
DyAcでは、ゲームにおける「動き」をひときわ鮮明に映し出すことが可能といい、同社曰く「同じ144Hzでも鮮明さが異なる」。これにより、FPSゲームなどにおいて、素早く標的をとらえて攻撃することができるという。
また、本体の左右両端に装備されたパネル「アイシールド」により、ゲームへの集中力を高めることができるとしている。パネルは角度調整、取り外しが可能。
このほか、ディスプレイ設定を簡単に行なえる円形の外付けスイッチ「S.Switch」が装備。設定内容を記憶するメモリが内蔵されており、スイッチを他のXL2735に繋いで、同じ設定で使用できる。
液晶パネルの主なスペックは、画素ピッチが0.233mm、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1000:1(DCR使用時は1,200万:1)、視野角が左右170度、上下160度、応答速度が1ms(GtG)。
映像端子はDisplayPort、HDMI 2.0、HDMI 1.4、DVIが各1基。DisplayPortまたはHDMI 2.0を使用した場合に、リフレッシュレート144Hzに対応する。USB 3.0ハブ、ヘッドホン・マイクジャックも備える。スピーカーは非搭載。
本体サイズは幅632.5×高さ419.4×奥行き226mm。重量は約8.5kg。スタンドでは高さ調節(140mm)、ピボット、スイベル(左右各45度)、チルト(下5度、上20度)が可能。また、VESAマウントに対応する(100×100mm)。
[撮影協力:ツクモパソコン本店IIとドスパラパーツ館]