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大容量HDDを高速化、Intelの「Optane メモリー」が販売スタート
16GBで実売5,980円
2017年4月28日 11:00
Webブラウザの起動を5倍高速化するというIntelのHDD向けキャッシュ「Optane」に対応したメモリが発売された。販売されているのは同社製の容量16GBのM.2モジュール「MEMPEK1W016GAXT」で、店頭価格は税込5,540~5,980円前後。
販売ショップはツクモeX.パソコン館、ツクモパソコン本店II、ドスパラパーツ館、オリオスペック、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店、パソコンショップ アーク。
Google Chromeの起動速度が最高で5倍、「Fallout 4」の起動が最高で67%高速化
Optaneは、Kaby LakeプラットフォームでサポートされるPCIe Gen 3.0 x2接続のキャッシュメモリ。SSDに比べて、安価で大容量だが低速という難点を持つHDDを高速化できる点がメリットだ。
同社のニュースリリースによれば、Optaneを使用することで、WebブラウザのGoogle Chromeの起動速度が最高で5倍になるほか、ゲームソフト「Fallout 4」の起動が最高で67%高速化されるという。
Optane対応メモリはM.2 2280モジュールとして提供される。使用するには、このほかに第7世代CoreファミリCPUと、Intel 200シリーズチップセットを搭載したマザーボードやPC自作キットなどが必要だ。
また、Optane対応BIOSを公開しているマザーメーカーもあるので、事前にメーカーのWebサイトなどもチェックするとよいだろう。
[撮影協力:ツクモeX.パソコン館とツクモパソコン本店IIとドスパラパーツ館とオリオスペックとパソコン工房 秋葉原BUYMORE店]