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「オーディオ専用」をうたうラズパイ向けの評価ボードが登場、ラトック製
完成モデルも近日発売予定
2017年6月1日 11:02
オーディオ専用を謳うRaspberry Pi Compute Module 3の評価ボードが登場、ラトックシステムの「RAL-KCM3MB1」がオリオスペックで販売中だ。
店頭価格は税抜き22,900円(税込24,732円)。
Raspberry Pi Compute Module 3 Liteに物理インターフェイスを追加する評価ボード
RAL-KCM3MB1は、SO-DIMM形状の超小型コンピュータであるRaspberry Pi Compute Module 3(以下CM3)、Raspberry Pi Compute Module 3 Lite(以下CM3L)に、物理インターフェイスを追加するための、いわゆる評価ボード。
基板にはHDMI、LAN、USB、GPIOヘッダ(40ピン)などの端子が装備されており、別途用意したCM3/CM3Lを搭載してこれらのインターフェイスを使うことができる。Standby/Shutdownスイッチや、スイッチを外付けするための延長用コネクタ、Power LEDも装備されている。
同社はRAL-KCM3MB1について「音楽を楽しみたい方に向けたボード」としている。金属製ケースに組み込むことでEMSやEMIなどのノイズ抑え、音楽を楽しむための機器として使用できるという。
なお、同社は、小型ケースにCM3LやOS(Volumio2)も組み込んだ完成モデル「RAL-NWT01」を用意しており、近日発売される予定。
RAL-KCM3MB1の本体サイズは幅122×奥行き130mm。電源仕様はDC 5V/3A。基板上のmicroSDカードスロットは、CM3L搭載時のみ使用可能。付属品はDC入力コネクタ、マニュアルなど。
[撮影協力:オリオスペック]
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