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120Hz表示/HDR対応の新型iPad Proがデビュー

Apple Pencilを使った店頭デモも実施中

 120Hz表示やHDRに対応した新型のiPad Proが発売された。

 10.5インチと12.9インチの2種類(いずれもWi-Fiモデル)がラインナップされており、各モデルともストレージ容量は64GB/256GB/512GBの3モデル用意されている。店頭価格は10.5インチが税込75,400円~111,100円前後、12.9インチが税込93,800~129,400円前後。販売ショップはソフマップ Mac Collection(12.9インチは未入荷)やヨドバシカメラ マルチメディア AKIBAなど。

 ソフマップ Mac Collectionでは両モデルの店頭デモが実施中で、デモ機でApple Pencilを試用することもできる。

A10X Fusionチップ搭載の新型iPad Pro、Apple Pencilの反応速度も向上

9.7インチiPad Pro(写真左)と10.5インチiPad Pro(写真右)の比較
12.9インチモデル。店頭デモ中。

 新型のiPad Proは、リフレッシュレート120Hz表示やHDRに対応したタブレット。従来のiPad Proは9.7型、12.9型の2種類だったが、今回のモデルでは10.5型と12.9型の2種類となっている。

 ディスプレイの120Hz表示は「ProMotion」機能で実現されており、コンテンツに応じてディスプレイのリフレッシュレートが自動的に調整されるという。また、120Hz対応になったことで、iPad向けのスタイラス「Apple Pencil」の反応速度も向上している。

 搭載チップは64bitの「A10X Fusion」で、CPUは6コア、GPUは12コアで構成。ディスプレイの解像度は10.5型が2,224×1,668ドット、12.9型が2,732×2,048ドット。明るさは600nit。

 カメラ機能も従来モデルより強化されており、画素数は1,200万、センサーは裏面照射タイプ、レンズのF値は1.8といったスペックを持つ。また、Focus Pixelsを使ったオートフォーカスや、光学式の手ブレ補正機能も搭載している。

 このほか、今秋に公開が予定されているiOS 11への対応もうたわれており、アプリやドキュメントにすばやくアクセスできる新しい「Dock」に対応するほか、マルチタスクのSplit ViewやSlide Overも利用可能になる。

[撮影協力:ソフマップ Mac Collection]