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Raspberry Piに最適、実売13,000円の7.9型IGZO液晶パネルが販売中
解像度は2,048×1,536ドット、CGシリコン液晶採用の5.5型などもあり
2017年6月22日 07:05
Raspberry Piでも使える超小型IGZO液晶キットの新モデルが登場、7.9インチの「SHARP 7.9インチ高精細IGZO液晶パネルセット(LQ079-IGZO-LCD-SET)」が秋月電子通商で販売中だ。価格は税込13,000円。
これは、シャープ製の7.9インチIGZO液晶パネル(2,048×1,536ドット、LQ079L1SX02)や、HDMI-MIPIブリッジ基板(AE-HDMI-MIPI)、MIPI-I/F基板(AE-LQ079-MIPI)などをセットにしたもの。
これらを組み合わせて、ブリッジ基板のHDMI端子を介して液晶パネルに映像を出力することができる。
同店は、Windows PCのほか、Raspberry Pi 3やRaspberry Pi 2 Model Bなどでの動作を確認したといい、「Raspberry Piの高精細ディスプレイとして最適」とアピールしている。
ただし、GPU性能の制約により横方向は1,920ドット(横画面時)になるほか、映像処理でRaspberry Piに負荷がかかり、マウスやウィンドウの移動時に処理の遅延が発生するという。
また、HDCPで保護された映像・音声はサポートしないとのこと。
液晶パネルの画素密度は325.6ppi、色数は約1,678万、サイズは170.95×125.55×1.95mm。ブリッジ基板の電源仕様は5V/750mAで、Micro USB端子経由で電源を供給する。
このほか、シャープ製のCGシリコン液晶を採用した「SHARP 6インチ高精細CGシリコン液晶パネルセット(LS060-CGS-LCD-SET)」と「SHARP 5.5インチ高精細CGシリコン液晶パネルセット(LS055-CGS-LCD-SET)」の2モデルが販売されている。価格は順に税込13,000円、税込11,000円。
[撮影協力:秋月電子通商]