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8コア/16スレッドの「Ryzen Threadripper 1900X」がデビュー、価格は69,500円
同シリーズの最下位モデル
2017年9月1日 11:00
Ryzen Threadripperの最下位モデルである8コア/16スレッドの「Ryzen Threadripper 1900X」の販売がスタートした。店頭価格は税抜き69,500円(税込75,060円)。
販売ショップはツクモeX.パソコン館、ツクモパソコン本店、ドスパラパーツ館、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店、ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館、パソコンショップ アーク。
動作クロックはベース3.8GHz、ブースト4GHz、TDPは180W
Ryzen Threadripperは、Socket TR4に対応したAMDのハイエンドデスクトップPC向けCPU。
発表済みのRyzen Threadripperのラインナップは3モデル。これまでに1950X(16コア/32スレッド ベース3.4GHz)と、1920X(12コア/24スレッド、ベース3.5GHz)の2モデルが発売されており、今回の1900X(8コア/16スレッド、ベース3.8GHz)は最も下のモデルとなる。いずれのモデルもブーストクロックは4GHz、XFRクロックは4.2GHz。
ちなみに、8コア/16スレッドというスペックは、下位製品でSocket AM4対応のRyzen 7 1800X(ベース3.6GHz/ブースト4GHz)と同じだが、クロックやキャッシュ容量、内蔵するPCIeインターフェイスのレーン数などはRyzen Threadripper 1900Xが上回る。
また、上位の2モデルと同様に、TDPが180Wと高いため、冷却システムには高い性能が要求される。CPUクーラーは付属していないので、製品を選ぶ際には注意が必要だ。