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サーバー級電源回路を搭載したRyzen Threadripperマザー「X399 DESIGNARE EX」が発売

GIGABYTE製、LEDは控えめ

 シルバーカラーが印象的なGIGABYTEのRyzen Threadripper対応マザーボード「X399 DESIGNARE EX(rev. 1.0)」が発売された。店頭価格は税込58,536円。

 販売ショップはパソコンショップ アークパソコン工房 秋葉原BUYMORE店

LED発光は控えめなクリエイター向けマザーボード

 X399 DESIGNARE EXは、AMD X399チップセットを搭載したATXフォームファクタのSocket TR4マザーボード。消費電力が大きくても高い精度で要求された電力を供給できるサーバー級デジタル電源設計や、電力損失による発熱が小さく耐久性の高いサーバー級のチョークコイルを採用している。

 同社のマザーボードとしてはLEDイルミネーションは控えめで、チップセットヒートシンクにのみLEDを搭載している。なお、基板上のLEDピンヘッダはアドレス指定対応のLEDストリップをサポートしており、ヒートシンクのLEDと合わせ、「RGB Fusion」ユーティリティで多彩な制御が可能となっている。

X399 DESIGNARE EX
I/Oパネル
基板裏面には保護プレートを装備

 外観上の特徴として、I/Oシールドと一体になった冷却ファン内蔵I/Oカバーや、基板裏の突起部をカバーして手の傷を減らすBase Plate、ヒートシンクなどにシルバーカラーを採用。機能面ではIEEE 802.11ac無線LAN+Bluetooth 4.2やIntel製Dual 1000BASE-T LAN、専用のヒートシンクを備えた3基のM.2スロットを搭載。サウンド機能は、接続されたヘッドフォンなどの機器のインピーダンスを自動的に検知し、設定を最適化する「Smart Headphone AMP」や、スマートフォンをレーダーのように利用できるCreative社のゲーム向け機能「SoundBlasterX 720°」に対応している。

 メモリスロットはDDR4 DIMM×8(最大128GB)。拡張カードスロットはPCIe x16×5(動作モードはx16×2、x8×2、x4×1)。

X399チップセット搭載
サーバークラスの電源回路
その他多くの機能を備える

[撮影協力:パソコンショップ アーク]