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“世界最高性能”をうたう「NVIDIA TITAN V」の動作デモが近日スタート

 「世界最高性能」を謳うNVIDIAの新たなハイエンドビデオカード「TITAN V」の動作デモが、近日中にドスパラ秋葉原本店で開始される予定だ。同店スタッフが個人的に購入したというもので、店頭販売の予定は無し。価格は送料含めて38万円ほどだったという。

5,120基のCUDAコアと640基のTensorコアを組み合わせたVoltaアーキテクチャを採用

 TITAN Vは、ディープラーニングやAI、高性能コンピューティングなどの分野に向けたハイエンドビデオカード。

 5,120基のCUDAコアと640基のTensorコアを組み合わせたVoltaアーキテクチャが採用。前世代のPascalアーキテクチャの5倍以上となる、110TFLOPS超のディープラーニング性能を実現したという。同社はTITAN Vについて「PC用ビデオカードで最も高性能」とアピールしている。

 コアクロックはベース1,200MHz、ブースト1,455MHz。ビデオメモリには積層メモリ技術を用いた容量12GBのHBM2(3,072bit)が採用。メモリクロックは850MHz(データレート1.7Gbps)。

 カードには銅製ヒートシンクを用いたベイパーチャンバークーラーが搭載。電源回路は16フェーズで、温度や電流をリアルタイムで監視する機能を備える。高級感のあるゴールドのアルミダイキャストケースも特徴だ。

 TDPは250W。外部電源端子は6ピン×1、8ピン×1。推奨電源容量は600W。

[撮影協力:ドスパラ秋葉原本店]