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6画面出力対応のRadeon RX VegaがGIGABYTEから、独自クーラー搭載

Radeon RX Vega 64とVega 56搭載の2モデル

 Radeon RX Vegaシリーズを搭載したビデオカードがGIGABYTEから登場した。

 今回登場したのは、「Radeon RX VEGA 64 GAMING OC 8G(GV-RXVEGA64GAMING OC-8GD)」と「Radeon RX VEGA 56 GAMING OC 8G(GV-RXVEGA56GAMING OC-8GD)」の2モデルで、店頭価格は順に税込80,978円、税込90,698円。

 販売ショップはツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店ドスパラ秋葉原本店。各ショップとも入荷数はごく少量で、ツクモeX.パソコン館では取材時点で売り切れとなっている。

オリジナルのデュアルファンクーラーを搭載するRadeon RX Vega搭載カード

 これらは、AMDの最新GPU「Radeon RX Vega」シリーズを搭載したビデオカード。GV-RXVEGA64GAMING OC-8GDはハイエンドの「Radeon RX Vega 64」を、GV-RXVEGA56GAMING OC-8GDはデスクトップPC・PCゲーミング向けの「Radeon RX Vega 56」を採用している。

 両モデルとも2基の100mmファンや複数の銅製ヒートパイプで構成されたGIGABYTE独自の冷却システム「WINDFORCE 2X」を搭載しているほか、冷却ファンはアイドル時や低負荷時には回転しないセミファンレス動作「3D ACTIVE FAN」機能に対応している。

両モデルとも外観・寸法は同じ
映像出力。6画面同時出力が可能
背面にはプレートを装備

 それぞれの主な仕様は、GV-RXVEGA64GAMING OC-8GDのGPUクロックがベース1,276MHz/ブースト1,560MHz。搭載メモリはHBM2 8GBで、クロックは945MHz(データレート1.9Gbps)。GV-RXVEGA56GAMING OC-8GDのGPUクロックはベース1,170MHz/ブースト1,501MHz。こちらも搭載メモリはHBM2 8GBで、クロックは800MHz(データレート1.6Gbps)。

 搭載GPU以外の仕様はほぼ共通で、映像出力端子はDisplayPort×3、HDMI×3(最大6画面出力)。本体サイズは131.6×53×273.8mmで、3スロットを占有する。補助電源端子は8ピン×2で、推奨電源はGV-RXVEGA64GAMING OC-8GDが750W、GV-RXVEGA56GAMING OC-8GDが650Wとなっている。

共通の特徴
GV-RXVEGA64GAMING OC-8GD
GV-RXVEGA56GAMING OC-8GD

[撮影協力:ドスパラ秋葉原本店]