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水冷+空冷のハイブリッド電源「Hydro PTM+」が発売、価格は99,800円

FSPとBitspowerの共同開発

水冷と空冷の両方に対応したFSP製のATX電源「Hydro PTM+(HPT1200M)」

 水冷と空冷の両方に対応し、Bitspower製の水冷ヘッドが内蔵されたATX電源「Hydro PTM+(HPT1200M)」が発売された。メーカーはFSPで、国内販売元はオウルテック。

 店頭価格は税抜き99,800円(税込107,784円)で、販売ショップはオリオスペックソフマップ 秋葉原 リユース総合館ツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店ドスパラ秋葉原本店パソコン工房 秋葉原BUYMORE店パソコンショップ アーク

 今回入荷したものは全世界500台限定で販売される「Limited Edition」で、Bitspowerの水冷ユニットとスリーブ装飾済みの交換用電源ケーブルが同梱されている。

Bitspower製の水冷ヘッドを搭載したATX電源、水冷時は1,400Wに出力アップ

 Hydro PTM+は、FSPがBitspowerとの共同で開発したという80PLUS Platinum認証のATX電源。Bitspower製の水冷ヘッドが本体に内蔵されており、水冷システムと接続できるのが特徴だ。今回入荷した「Limited Edition」にはBitspowerの水冷ユニットが同梱されており、水冷ユニットが無い場合はこちらを利用することで水冷環境を構築できる(クーラントは別途必要)。

 また、本体には135mmファンも内蔵されており、水冷システムを接続せずに空冷での運用も可能。

 水冷システムを使うことでパフォーマンスを上げることができるのがメリット。空冷時の最大出力は1,200Wだが、水冷時は1,400Wにアップし、また負荷が50%以下の場合に本体のファンが停止する「ファンレスモード」が有効になり、静粛性も向上するとしている。同社は「世界で初めて水冷に対応した80PLUS Platinum電源」ともアピールしている。

ケーブルの差し込み口側に水冷ヘッドの口が用意されている
反対側には通風口が用意されている
本体側面

 カラーLEDによるイルミネーション機能も装備。ASUSの「Aura Sync」もサポートしており、対応マザーボードで発光を制御することができる。

 本体サイズは幅150×奥行き200×高さ86mm。電源ケーブルは全て着脱可能。水冷ヘッドとのコネクターのサイズは12mm。

 ちなみに、24日(土)と25日(日)には国内代理店のオルテックが主催する「2018年冬FSP感謝祭」が開催予定。FSPの新製品の発表会や、FSP担当者によるトークイベントが実施される。開催場所は秋葉原レンタルホール(廣瀬本社ビル5階イベントホールBホール)で、実施時間は11:00~18:00(25日は17:00まで)。

水冷対応
水冷ユニットと交換用ケーブルが同梱
パッケージ
24日と25日には「2018年冬FSP感謝祭」が開催
イベント期間中にFSP電源を購入するとガラポン抽選会に参加可能

[撮影協力:オリオスペックツクモパソコン本店]