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Intelのデータセンター向けSSD「DC P4510」が入荷、64層TLC 3D NAND採用

TLC 3D NAND採用の「DC P4501」も

Intelのデータセンター向けSSD「DC P4510」シリーズが発売

 64層TLC 3D NANDフラッシュを採用したデータセンター向けのIntel製2.5インチNVMe SSDが登場、「SSD DC P4510」シリーズが発売された。

 販売を確認したモデルは1TBモデル「SSDPE2KX010T801」と2TBモデル「SSDPE2KX020T801」の2製品で、店頭価格は順に税抜き78,600円(税込84,888円)、税抜146,800円(税込158,544円)。販売ショップはオリオスペック

 このほか、TLC 3D NANDフラッシュを採用したNVMe SSD「SSD DC P4501」シリーズの1TB/M.2タイプ「SSDPELKX010T701」も同時に販売が始まっている。こちらの店頭価格は税抜き78,600円(税込84,888円)。

64層TLC 3D NANDフラッシュ採用の「SSD DC P4510」

 SSD DC P4510シリーズは、同社の64層TLC NAND技術「Intel 3D NAND」を採用したデータセンター向けのSSD。コネクタ形状はU.2(PCIe 3.1 x4)で、本体の厚さは15mm。容量は1TB、2TB、4TB、8TBの4種類がラインナップされており、今回、1TBと2TBの店頭販売が始まった。

 公称のパフォーマンス(シリーズ最高値)は、シーケンシャルアクセスがリード3,200MB/s、ライト3,000MB/s、ランダムアクセスがリード637,000IOPS、ライト139,500IOPS。今回販売されている2モデルについては、1TBモデルが順に2,850MB/s、1,100MB/s、465,000IOPS、70,000IOPS、2TBモデルが順に3,200MB/s、2,000MB/s、637,000IOPS、81,500IOPSとなっている。

SSD DC P4510シリーズの仕様
SSD DC P4510シリーズのパッケージ

 信頼性・耐久性に関するスペックは、MTBF 200万時間、1DWPD(Drive Writes Per Day)など。書き込み上限数は1TBモデルが1.92PBW、2TBモデルが2.61PBW。

TLC 3D NANDフラッシュ採用の「SSD DC P4501」

 SSD DC P4501シリーズは、同社のIntelのTLC 3D NANDフラッシュを採用したデータセンター向けSSD。2.5インチ/U.2タイプとM.2 22110タイプの2種類のフォームファクターが用意されており、容量は500GB、1TB、2TB、4TBがラインナップ。今回入荷を確認したモデルはM.2 22110タイプの1TB。

SSD DC P4501シリーズの1TB/M.2タイプ「SSDPELKX010T701」
SSD DC P4501シリーズの仕様
SSD DC P4501シリーズのパッケージ

 公称のパフォーマンス(シリーズ最高値)は、シーケンシャルアクセスがリード3,200MB/s、ライト900MB/s、ランダムアクセスがリード360,000IOPS、ライト46,000IOPS。今回販売された1TB/M.2モデルの速度は順に2,100MB/s、530MB/s、275,000IOPS、36,000IOPS。

[撮影協力:オリオスペック]