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40×40mmの超小型ボード「NanoPi NEO2」向けのハイレゾDACボードが登場
手の平サイズの据え置き型ハイレゾプレイヤーを作成可能
2018年4月4日 07:05
40×40mmの超小型シングルボードコンピュータ「Nano Pi NEO2」に対応したハイレゾDACボードが登場、「ChiPiDAC2-5122+」が家電のケンちゃんで販売中だ。
店頭価格は税抜き6,000円(税込6,480円)。同人サークル「さーくる Atelier GaRaKu」の作品で、今回入荷したものは専用のキューブケースが付属する「初回限定版」。ケースのカラーは4色ラインナップされている。
TI製のDAC「PCM5122」や2種類のクロックを搭載したハイレゾ音源ボード
ChiPiDAC2-5122+は、クアッドコアCPUや512MBメモリを搭載したシングルボードコンピュータ「Nano Pi NEO2」と組み合わせることで、小型かつ高音質なオーディオプレイヤーを構築できるという音源ボード。ボードにはTI製のDAC「PCM5122」と2種類のクロック(44.1kHz系、48kHz系)が搭載されており、最大で384kHz/32bitのハイレゾ音源が再生可能。
音源ボードは組み立て済みで、Nano Pi NEO2のGPIOピンに接続して利用する。なお、同店によると「Nano Pi NEO2のGPIOピンにはピンヘッダがないため、半田付け作業をする必要がある」という。また、Nano Pi NEO2は同店では取り扱いが無く、「別途用意して欲しい」とのこと。
動作にはサウンドドライバ「HifiBerry DAC+ Pro」を利用するほか、再生ソフトは「_tkz_氏版Volumio」が利用可能とされている。
このほか、ボード上には赤外線リモコン受信モジュールや、3つのステータスLEDが搭載されている。
[撮影協力:家電のケンちゃん]