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Raspberry Pi Zeroを使った音楽プレイヤー「NosPiDAC Zero」の完成品モデルが発売

“色付けの少ない音”を再生、アンプ付きモデルも入荷

(5/20 17:00更新)専用ケースとアンプ付きモデルの組み立てキットの販売を確認
NosPiDAC Zero(完成品)(写真左)とNosPiDAC Zero Plus HPA(完成品)(写真右)

 5ドルコンピュータとして知られる「Raspberry Pi Zero」と組み合わせることで小型のオーディオプレイヤーになる基板「NosPiDAC Zero(完成品)」が、家電のケンちゃんで販売中。

 店頭価格は税抜き6,093円(税込6,580円)。いわゆる同人ハードウェアで、制作者のじんそん氏はTwitterやブログで活動をしている。

 このほか、19日(土)からNosPiDAC Zeroとダイソー製のモバイルバッテリーを搭載できる専用ケース「アソコノデンチホルダー(決)for NosPiDAC Zero」の販売も始まっている。こちらの店頭価格は税抜き1,852円~2,315円。制作はさーくる Atelier GaRaKu。

Raspberry Pi Zeroと組み合わせることで「NOS」仕様のDAPを構築できる基板

 これは、Raspberry Pi Zeroと組み合わせることで「NOS(Non Over Sampling)」仕様のオーディオプレイヤーを構築できるというもの。4月に同店で販売が開始された電子工作キット「NosPiDAC Zero」の組み立て済みモデルで、従来モデルは半田付け作業などが必要なキットだったが、今回のモデルは別売りのRaspberry Pi Zeroに装着するだけで利用できるようになっている。

 なお、製品はヘッドフォンアンプを搭載していないこともあり、「出力レベルは低め」とされている。

NosPiDAC Zeroの完成品が登場。従来モデルと違い組み立ては不要
NosPiDAC ZeroにRaspberry Pi Zeroを装着した様子

 このほか、同店にはヘッドフォンアンプ(MAX9722)を搭載した新モデル「NosPiDAC Zero Plus HPA(完成品)」と「NosPiDAC Zero Plus HPA(キット)」も入荷している。こちらの店頭価格は順に税抜き7,112円(税込7,680円)、税抜き5,074円(税込5,480円)。

こちらはヘッドフォンアンプ(MAX9722)を搭載した「NosPiDAC Zero Plus HPA(完成品)」
NosPiDAC Zeroとダイソー製のモバイルバッテリーを搭載できる専用ケース
カラー2色で、パネルの有無で2モデルずつ用意されている

[撮影協力:家電のケンちゃん]