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Raspberry Pi Zeroを使った音楽プレイヤー「NosPiDAC Zero」の完成品モデルが発売
“色付けの少ない音”を再生、アンプ付きモデルも入荷
2018年5月16日 06:05
5ドルコンピュータとして知られる「Raspberry Pi Zero」と組み合わせることで小型のオーディオプレイヤーになる基板「NosPiDAC Zero(完成品)」が、家電のケンちゃんで販売中。
店頭価格は税抜き6,093円(税込6,580円)。いわゆる同人ハードウェアで、制作者のじんそん氏はTwitterやブログで活動をしている。
このほか、19日(土)からNosPiDAC Zeroとダイソー製のモバイルバッテリーを搭載できる専用ケース「アソコノデンチホルダー(決)for NosPiDAC Zero」の販売も始まっている。こちらの店頭価格は税抜き1,852円~2,315円。制作はさーくる Atelier GaRaKu。
Raspberry Pi Zeroと組み合わせることで「NOS」仕様のDAPを構築できる基板
これは、Raspberry Pi Zeroと組み合わせることで「NOS(Non Over Sampling)」仕様のオーディオプレイヤーを構築できるというもの。4月に同店で販売が開始された電子工作キット「NosPiDAC Zero」の組み立て済みモデルで、従来モデルは半田付け作業などが必要なキットだったが、今回のモデルは別売りのRaspberry Pi Zeroに装着するだけで利用できるようになっている。
なお、製品はヘッドフォンアンプを搭載していないこともあり、「出力レベルは低め」とされている。
このほか、同店にはヘッドフォンアンプ(MAX9722)を搭載した新モデル「NosPiDAC Zero Plus HPA(完成品)」と「NosPiDAC Zero Plus HPA(キット)」も入荷している。こちらの店頭価格は順に税抜き7,112円(税込7,680円)、税抜き5,074円(税込5,480円)。
[撮影協力:家電のケンちゃん]