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小型で拡張性高めのmicroATXケース「Q300」がCooler Masterから
デザインの異なる2製品が発売
2018年7月12日 07:30
初出日時 7/12 7:30
Cooler MasterからmicroATXフォームファクタの小型PCケース「Q300」シリーズが登場、RGB LEDファン搭載の「MasterBox Q300P(MCB-Q300P-KANN-S02)」と、幾何学模様のダストフィルターを備えた「MasterBox Q300L(MCB-Q300L-KANN-S00)」の2モデルが発売された。
店頭価格は順に税抜き10,280円、税抜き5,980円。販売ショップはツクモeX.パソコン館、ツクモパソコン本店、ドスパラ秋葉原本店、パソコンショップ アーク。
外観が大きく異なる小型ケースの新シリーズ
これらは、小型ながら内部構造をシンプルにまとめることでスペースを確保し、冷却性の高いシステムを構築できるというmicroATXケース。同社のスタンダードPCケース「MasterBox」シリーズに属するモデルで、ケース本体は縦置き、横置きに両対応。左サイドパネルは縁なしのクリアサイドパネルを採用しており、PCパーツのライトアップが楽しめる。また、標準時は左側面前方にあるI/Oパネルは取り外しが可能となっており、側面上部または下部など計6か所の中から選んで配置することができる。
MasterBox Q300Pはフロントに2基のRGB LEDファンを搭載したモデルで、RGB LEDは付属のRGBコントローラや、対応マザーボードからの制御が可能となっている。また、PCケースの角4カ所に着脱式のハンドルを装備しており、ケースの移動に役立つという。冷却ファンはフロントのほかに、LED非搭載の120mmファンをリアに1基搭載している。
MasterBox Q300Lはフロントとトップに装着したダストフィルターの幾何学パターンが外観上の特徴となるPCケース。シャーシ内の構造はMasterBox Q300Pと同じだが、ファンカバーやハンドルを装備していないため、全く別のケースに見える。冷却ファンはリアにLED非搭載の120mmファンを1基搭載する。
主な仕様は2モデル共通で、対応マザーがmicroATX、Mini-ITX。ドライブベイは3.5インチシャドウ×1、2.5インチシャドウ×2。拡張カードスロットは4基。搭載可能なパーツのサイズはCPUクーラーが高さ157mm、拡張カードは長さ360mm、ATX電源は奥行き160mm。冷却ファンの最大搭載数は、フロントが120mmまたは140mm×2、トップに120mm×2、リアに120mm×1、ボトムに120mm×1で、水冷ラジエータの最大サイズはフロントが240mm、リアが120mmとなっている。
[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]