MSIの第2世代Threadripperマザー「MEG X399 CREATION」が発売

　M.2 SSD用の拡張カードが付属するMSIのX399マザー「MEG X399 CREATION」が発売された。拡張カードには4基までSSDを搭載でき、RAID 0を構築することも可能。

　店頭価格は税込67,800円前後で、販売ショップはツクモeX.パソコン館、ツクモパソコン本店、パソコンショップ アーク、ドスパラ秋葉原本店、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店。

電源は19フェーズデジタルPWMに強化、NVMe SSD RAID用拡張カードも付属したMSIのX399マザー

　MEG X399 CREATIONは、AMD X399チップセットを搭載したE-ATXフォームファクタのSocket TR4マザーボード。

　第2世代のRyzen Threadripperにも対応した製品で、CPU用の19フェーズデジタルPWM電源回路や、ヒートパイプを備えたVRMヒートシンクを搭載し、TDPが250Wと高いRyzen Threadripper WXシリーズの安定動作を実現するとしている。

　また、4基までのM.2 SSDが搭載可能なPCIeカード「M.2 Xpander-AERO」が付属しており、複数のM.2 NVMe SSDを搭載してRAID 0を構築し、高速ストレージとして使用できるとしている。カードにはファン付きカバーが装備されており、ショート基板タイプのビデオカードのようなルックスだ。

　マザー上のM.2スロットには、ヒートシンクとサーマルパッドによる冷却機能を備えた第2世代の「M.2 Shield FROZR」が採用。回路の分離などで高音質化を図ったサウンド機能「Audio Boost 4」や、カラーLEDによるマザー裏面のイルミネーション機能（Mystic Light対応）なども搭載する。

　メモリスロットはDDR4 DIMM×8（最大128GB）。拡張カードスロットはPCIe 3.0 x16×4（3-way CrossFire/SLIサポート）、PCIe 2.0 x1×1。

　主な搭載機能・インターフェイスはGigabit Ethernet（2基、Intel I211×2）、11ac無線LAN＋Bluetooth 5（Intel Wireless-AC 9260）、Turbo M.2、SATA 6Gbps、USB 3.1 Type-A/C、7.1チャンネルサウンド。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館とツクモパソコン本店]