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3.2TBで実売32万円以上、Micronの12Gb/s SAS対応SSDの受注販売スタート

オリオスペックで

写真は1.9TBモデル

 エンタープライズ向けの2.5インチSAS SSDが登場、Micronの「S600DC」シリーズの受注販売をオリオスペックが開始した。同店によれば、1基で使用した場合でも1,000MB/sを超えるという。

 販売されているのは、2~3 DWPDの「S630DC」の1.9TBモデル「MTFDJAL1T9MBT」と3.2TBモデル「MTFDJAL3T2MBT」の2種類で、価格は順に税込117,504円、税込321,840円。納期は2~5日後。保証は1か月。

12Gb/s SAS対応の2.5インチSSD

 S600DCは、16nmプロセスの同社製MLC NANDフラッシュを採用した、SAS 12Gbps接続の2.5インチSSD。

 エンタープライズ向けを謳う製品で、高いパフォーマンスと耐久性が売り。公称のパフォーマンス(シリーズ最大値)は、シーケンシャルリード1,900MB/s、ライト850MB/s、ランダムリード200,000IOPS、ライト120,000IOPS。耐久性・信頼性に関するスペックは、DWPD(Drive Writes Per Day)が最大25、MTTFが250万時間とされている。

 なお、製品はDWPD別にラインナップされており、25 DWPDの最上位「S655DC」のほか、10 DWPDの「S650DC」、2~3 DWPDの「S630DC」、1 DWPDの「S610DC」の4種類がある。

 容量のラインナップが豊富で、3TB超の大容量モデルが用意されているのも特徴。S630DCとS610DCには、シリーズ最大となる3.8TBモデルがある。最小はS655DCの200GBモデル。本体の厚さは、200~960GBモデルが7mm、1.6~3.8TBモデルが15mm。

3.2TBモデル。本体サイズは1.9TBと変わらない
店頭POP。1.9TBモデル単体のベンチ結果も掲載されている

[撮影協力:オリオスペック]