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PCゲームイベント「Intel Club Extreme GAMERS WORLD 2018」が開催

NVIDIAがGeForce RTX 20を紹介、有名ストリーマーのエキシビジョンマッチも

 PCゲームが体験できる大型イベント「Intel CLUB EXTREME GAMERS WORLD 2018」がベルサール秋葉原で開催された。

 来場者がPCゲームを自由に遊べるよう多数のPCが用意されていたほか、バーチャルキャストが体験できるスペースなども用意。ステージではストリーマーを招いたエキシビジョンマッチやメーカーの製品解説セッションなどが行われた。

 今回のイベントではNVIDIAからGeForce RTX 20シリーズの解説が行われたので、その模様を中心にギャラリー形式で紹介しよう。

会場内の様子、自由ゲームを遊べるBTO PCなどが多数設置されていた
店舗をまわって条件をみたすと参加できる抽選会も実施
Core i7/i9などを購入すると参加できるキャンペーンも開始

NVIDIAがGeForce RTX 20シリーズを解説4K解像度ではGeForce GTX 10シリーズから大きく性能向上

 ステージセッションでは、発売が9月20日(木)予定とせまった「GeForce RTX 20」を解説。新しくなったGPUの構造や、レイトレーシング機能が紹介された。

 また、4K解像度でゲームを遊ぶ際、GeForce GTX 10シリーズから大きく性能が向上したこともアピール。これはGDDR6を搭載しメモリ帯域が広がったことによるもので、GeForce GTX 1080とGeForce RTX 2080を比較した場合、最大で50%ほど性能が向上。さらに、GeForce RTX 20がサポートするこれまでのアンチエイリアシングに変わる新しい高画質化処理「DLSS」が利用可能なゲームであれば、性能差が2倍以上になるケースも紹介された。

GeForce RTX 20に採用されているTURINGアーキテクチャのGPUコア
MDLやDXR(DirectX Raytracing)、AI処理などもサポート
プレゼンを行ったNVIDIAの高橋氏
レイトレーシング処理は大まかなブロックで分けて処理を行い、光線が当たった箇所をさらに細分化して処理する方法がとられている。
これまでのラスタライズ処理
レイトレーシング処理
GeForce RTXはこの画質がリアルタイム処理可能
ディープラーニング性能も大きく向上
コンシューマーモデルにもTENSORコアを新たに搭載
TENSORコアで処理されるDLSS
DLSSではこれまでのアンチエイリアシング処理よりも高画質化が可能
GeForce RTX対応ゲーム、レイトレーシング対応のゲームはBattlefirld V、Metro Exodus、Shadow of the Tomb Raiderなどで、他のタイトルはDSLL対応とのこと。
レイトレーシングオフの状態のShadow of the Tomb Raider
レイトレーシングオンの状態のShadow of the Tomb Raider
Battlefirld V、レイトレーシングの有無は映り込みに大きな差が出る
レイトレーシングオンの状態のBattlefirld V
レイトレーシングオフの状態のBattlefirld V、ラスタライズ処理は画面外の映像が描画されないため、反射が省略されてしまう。
4K環境でのGeForce GTX 1080とGeforce RTX 2080の性能差
Geforce RTXで4Kでゲームを遊んだ際のフレームレート参考例
Intelの渥美氏は、NVIDIAとの合同セッションで新旧CPUのゲーム性能の差を紹介
GeForce GTX 1080をCore i7-3770K搭載PCとCore i7-8700K搭載PCに装着して比較した場合、10%以上フレームレートに差が出るケースなどが紹介された

有名ストリーマーによるエキシビジョンマッチやバーチャルキャストのライブ配信なども実施

 このほかステージセッションでは、ゲーミングチームの父ノ背中とeiNsのRainbow Six Siegeエキシビジョンマッチ、Vtuberのあねえるたんさん、ねこますさん、のらきゃっとさんが登場した生中継配信、ストリーマーのAkagami氏、あびつん氏、XQQ氏、StylishNoob氏によるBattlefield Vのプレイデモなどが行われた。

父ノ背中
eiNs
Rainbow Six Siegeエキシビジョンマッチの最中は超満員に
バーチャルキャストを使ったライブ配信も実施
ゲストにはねこますさんも
会場に設置してあるVR用PCから一般ユーザーも配信に参加
有名ストリーマーがBattlefield Vをデモプレイ
現在はβ版だが、非常に滑らかに動作していた
Battlefield Vのデモプレイ時も会場は満員に

アスキーのジサトラはゲームキャプチャの解説とフォートナイトのクロスプラットフォームプレイを紹介

 会場にはミニステージも用意されており、アスキーのジサトラスタッフがゲーム実況のためのゲームキャプチャ方法の解説と、フォートナイトのクロスプラットフォームでのプレイ実演を行っていた。

 フォートナイトの紹介は、ジサトラスタッフの他にDetonatioN Gaming所属のNigongo選手が参加しデモプレイが行われた。

ゲーム実況のためのゲームキャプチャを解説
キャプチャ方法を紹介
キャプチャ機器を選ぶ際の注意点も解説
PCとスマホでフォートナイトをクロスプラットフォームプレイ
Nigongo選手
PCとスマホで何が変わるのかといったことも解説された