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やはり、最上位のTi待ちか?セール品などで盛り上がったGeForce RTX 2080の深夜販売
8,999円の6TB HDDなどが人気
2018年9月20日 06:00
NVIDIAの新世代GPU「GeForce RTX 2080」を搭載したビデオカードの深夜販売が、19日(水)〜20日(木)に一部ショップで実施された。
今回、深夜販売に“参戦”したのはドスパラ秋葉原本店、ツクモeX.パソコン館、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店の3店舗。この他、ツクモ12号店がセール品だけを販売する「便乗セール」を行った。
カウントダウンイベントやセール品販売で店頭は盛り上がる
いち早く“参戦”を表明したドスパラ秋葉原本店は、23時30分から「カウントダウンイベント」を実施。平日深夜のイベントにもかかわらず、20名前後のファンが集まるなど、盛り上がりを見せた。また、イベントでは、近日発売が予定されているGeForce RTX 2080 Tiの実機も披露された。
一方、多数のセール品を用意したツクモeX.パソコン館やツクモ12号店は、多い時でそれぞれ20~30名前後の人が店頭に列を作る人気ぶり。税抜き64,999円のGeForce GTX 1080Tiや税抜き8,999円の6TB HDDなどが人気を集めたという。
このほか、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店もセール品の販売などで店頭を盛り上げた。
各店合計で80名以上の人が集まった今回の深夜販売だが、GeForce RTX 20シリーズの性能を試したいハイエンドユーザーが狙っているのは、最上位のGeForce RTX 2080 Ti。今回発売されたGeForce RTX 2080は、今後の定番モデルになるのは確実とはいえ、最上位ではないことから、ショップや業界関係者からは、「平日の深夜に買いに来る人は少ないのではないか?」という声が多く上がっていた。
実際、GeForce RTX 2080の深夜販売時の売れ行きに関しては、「目標の本数は販売した」というショップもあったが、全体的には事前の予想通りという結果だったようだ。
ちなみに、ツクモeX.パソコン館では動作デモ用のPCを用意したものの、深夜販売の時点でドライバが公開されておらず、デモが行えないというトラブルが発生していた。とはいえ、観客やスタッフを含めて、全体的にはトラブルを含めて深夜販売を楽しんでおり、店頭は和気あいあいとした雰囲気につつまれていた。
全体的にはセール品の販売で盛り上がった今回のGeForce RTX 2080深夜販売。“本命”のGeForce RTX 2080 Tiに関して、正式に深夜販売の実施を告知しているショップは無いが、今回の状況を見る限り、二週続けて深夜販売が行われる可能性は非常に高そうだ。