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TDP35Wの低価格APU「Athlon 200GE」が発売、Zenアーキテクチャ採用
2018年9月28日 11:00
Zenアーキテクチャを採用したAthlonブランドの低価格APU「Athlon 200GE」が発売された。Radeon VegaシリーズGPUを搭載し、TDPは35W。CPUクーラーが付属する。
店頭価格は税抜き6,480円（税込6,998円）。販売ショップはツクモeX.パソコン館、ツクモパソコン本店、ドスパラ秋葉原本店、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店、パソコンショップ アーク、ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館。
Radeon Vega 3 Graphicsを統合したローエンドAPU、TDPは35W
Athlon 200GEは14nmプロセスのZenアーキテクチャを採用したSocket AM4対応CPU。GPUを統合したデスクトップPC向けのローエンドAPUで、下位GPUのRadeon Vega 3 Graphicsを採用し、Radeon R5を採用した従来のA6シリーズAPUとの比較で最大169%の性能向上を実現したという。
ローエンドAPUとあって価格は安く、下位チップセットのAMD A320/B350搭載マザーボードと組み合わせて安価でPCを自作することができる。対応チップセットはAMD 400/300シリーズで、既存のSocket AM4マザーでも対応BIOSに更新することでAPUを使用することができる。
主なスペックは、2コア/4スレッド、クロックが3.2GHz、GPUコア数が3、GPUクロックが1,000MHz、TDPが35W、対応メモリがDDR4-2667（デュアルチャンネル）。CPU倍率の変更には非対応。
このほか、上位モデルとして「Athlon 240GE」「Athlon 220GE」が発表されており、いずれも詳細は2018年第4四半期に公開する予定という。