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10GbE対応のエントリー向けNASキット「TS-332X」が発売、M.2スロット×3搭載

 M.2 SSDスロット3基を搭載したQNAPのコンパクト10GbE対応NASキット「TS-332X」が発売された。ドライブベイは3基で、RAID 5に対応する。

 店頭価格は税抜き46,111円(税込49,800円)。販売ショップはオリオスペック

 ※10/6 0:19更新 初掲載時の税込価格に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

3.5インチ/2.5インチベイ×3基のほかに、M.2 SSDスロットも3基搭載

 TS-332Xはエントリー向けを謳う10 Gigabit Ethernet対応のNASキット。コンパクトな筐体に3基の3.5インチ/2.5インチベイを備え、かつRAID 5構成に対応し、同社は「ミニマリストデザイン」「最小のディスク数でRAID 5を構築できる」などとアピールしている。

 また、3基のM.2 SSDスロットを備え、大容量キャッシュの構築にも対応する。独自技術「Qtier」によりアクセス頻度の高いデータを高速のSSDに、アクセス頻度の低いデータを安価/大容量のHDDに自動で振り分け、ストレージ効率を最適化できるとしている。

 ただし、M.2 SSDの動作時は多くの熱が発生するため、M.2 SSDにヒートシンクを装着することを推奨するとしている。

 本体はサイズが高さ142×幅150×奥行き260.1mmで、リアに14cmファン1基を備える。搭載CPUはAlpine AL-324(4コア、1.7GHz)。メモリスロットはDDR4 SO-DIMM×1で、標準で2GBまたは4GBのメモリが搭載される(最大16GB)。

 ストレージインターフェイスは3.5インチ/2.5インチベイ、M.2 SSDスロットともにSATA 6Gbps。M.2 SSDスロットはType 2280対応。外部インターフェイスは10 Gigabit Ethernet(SFP+)×1、Gigabit Ethernet(RJ-45)×2、USB 3.0×3(フロント×1、リア×2)。スピーカーとLINE OUT(3.5mm)も備える。電源は90W ACアダプタ。

[撮影協力:オリオスペック]