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真空管を搭載できるRaspberry Pi Zero音楽プレイヤー自作キットが登場
2018年10月17日 12:05
5ドルコンピュータとして知られる「Raspberry Pi Zero」と組み合わせることで小型のオーディオプレイヤーを構築できる組み立てキットに新モデルが登場、真空管を搭載できる「NosPiDAC Zero Plus Tube(キット)【白基板】」が家電のケンちゃんで販売中だ。
店頭価格は税抜き3,686円(税込3,980円)で、Twitterやブログで活動をしているじんそん氏による同人ハードウェア。
NOS仕様のオーディオプレイヤーを構築できる組み立てキット
これは、小型のシングルボードコンピュータ「Raspberry Pi Zero」と組み合わせることで、「NOS(Non Over Sampling)」仕様のオーディオプレイヤーを構築できるという組み立てキット。Raspberry Pi Zeroや一部パーツは別売り。
同種の製品はこれまでに複数発売されているが、今回の製品は別売りの真空管を搭載することで、Raspberry Pi Zero用の真空管ヘッドフォンアンプ+DACを作成できるというもの。対応する真空管は6DJ8(6922)または5670(2C51)。なお、真空管は5V単電源で駆動するため、相性などの問題が発生する可能性があるとされている。
また、真空管の他にも一部パーツは各自で用意する必要があり、購入が必要なパーツはマニュアルに記載されている。このほか、組み立てには半田付けが必要となる。
DACチップはTDA1387が採用されており、最大16bit/192KHzまでの再生に対応。HPAにはMAX9722が採用されているため、ポータブルアンプを別途用意する必要はないという(ただしラインアウトは無し)。
[撮影協力:家電のケンちゃん]