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Raspberry Pi Zeroを使った音楽プレイヤー自作キットに新モデル
ケースやモバイルバッテリーが付属
2018年10月1日 00:05
5ドルコンピュータとして知られる「Raspberry Pi Zero」と組み合わせることで小型のオーディオプレイヤーになる組み立てキットに新モデルが登場、専用ケースやモバイルバッテリーがセットになったオールインワンキット「HKT-25 AIOだぁ」が家電のケンちゃんで販売中だ。
店頭価格は税抜き8,000円(税込8,640円)で、同人サークル「さーくる -Atelier GaRaKu-」の作品。
Raspberry Pi Zeroとの組み合わせでNOS仕様のオーディオプレイヤーを構築できるキット
これは、小型のシングルボードコンピュータ「Raspberry Pi Zero」と組み合わせることで、「NOS(Non Over Sampling)」仕様のオーディオプレイヤーを構築できるという組み立てキット。Raspberry Pi Zeroは別売り。
製品はメイン基板とRaspberry Pi Zeroを接続するブリッジ基板、専用ケース、モバイルバッテリー(ALPHA MINI 2,500mAh)などで構成されており、メイン基板にコンデンサなどの電子パーツを半田ごてで実装する必要がある。パーツを実装したメイン基板やRaspberry Pi Zero、モバイルバッテリーなどは専用ケースに一式を収納可能。
専用ケースのカラーはホワイトとブラックの2色が用意されている。
メイン基板については同種の製品「NosPiDAC Zero」の制作者であるじんそん氏が提供しており、同氏の作品「NosPiDAC Zero Plus HPA」のアレンジ版が採用されているという。主な仕様はヘッドフォンアンプがMAX9722、DACチップがTDA1387。
ちなみに、NosPiDAC Zero Plus HPAは厚みのある筐体のプレイヤーとなるが、今回の製品は比較的薄型の筐体が採用されている。
[撮影協力:家電のケンちゃん]