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AMDの最新GPU「Radeon RX 590」がデビュー、RX 580よりも高クロックを実現
SAPPHIREとPowerColorの2モデルが発売
2018年11月15日 23:01
AMDのRadeon RX 500シリーズGPUの新たな最上位モデルが登場、「Radeon RX 590」が発売された。
SAPPHIRE製の「NITRO+ RADEON RX 590 8G GDDR5 SPECIAL EDITION(11289-01-20G)」と、PowerColor(TUL)の「Red Devil RX 590 8GB GDDR5」が入荷しており、店頭価格は順に税抜き37,590円前後、税抜き35,980円前後。
販売ショップはソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館、ツクモパソコン本店、ツクモeX.パソコン館、ドスパラ秋葉原本店、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店、パソコンショップ アークなど。
Radeon RX 580より10%以上のパフォーマンスアップが実現されたビデオカード
Radeon RX 590は、第4世代のGCNアーキテクチャであるPolarisを採用したGPU。
Radeon RX 500シリーズのこれまでの最上位であるRadeon RX 580と比較すると、製造プロセスが14nm FinFETから12nm FinFETへと進んでおり、より高いGPUクロックを実現、パフォーマンスは10%以上向上しているという。一方で、演算ユニット数やストリームプロセッサ数、メモリなどのスペックは変わらず、実質はRX 580の高クロック版といえるモデルだ。
それ以外の機能はRX 580を踏襲しており、HDRに対応したリフレッシュレート同期技術のRadeon FreeSync 2、フレームレートを調節することで消費電力を抑える技術のRadeon Chillなどをサポートしている。
今回入荷したSAPPHIREの製品はオーバークロック仕様/オリジナルクーラーを搭載したモデルで、主な仕様はブーストクロックが1,560MHz、メモリクロックが8,400MHz、搭載メモリがGDDR5 8GB。映像出力コネクタはDisplayPort 1.4×2、HDMI 2.0b×2、DVI×1を備え、補助電源コネクタは8ピン×1+6ピン×1の仕様となる。
PowerColorの製品はオーバークロック仕様/3スロット占有のオリジナルクーラーを搭載したモデルで、主な仕様はブーストクロックが1,576MHz、メモリクロックが8,000MHz、搭載メモリがGDDR5 8GB。映像出力コネクタはDisplayPort×3、HDMI×1、DVI×1を備え、補助電源コネクタは8ピン×1+6ピン×1の仕様となる。
[撮影協力:ドスパラ秋葉原本店とパソコン工房 秋葉原BUYMORE店とパソコンショップ アークとツクモeX.パソコン館]