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環境センサーの動きを学べるRaspberry Pi向け入門ボードが発売、雑誌付きで5,980円

 環境測定に必要なセンサーの動きを学べるというRaspberry Piの拡張基板「ラズパイセンサーボード(ADSSMG02PSSM)」がビット・トレード・ワンから発売された。利用方法が掲載された雑誌がセットになった組み立て済み製品で、店頭価格は税抜き5,980円。

 販売ショップはツクモパソコン本店II

雑誌付きのラズパイ学習向け拡張ボード第2弾

 これは、シェルスクリプトマガジンとの連動企画で生まれたRaspberry Pi向けの学習ボード。2月に発売された「ラズパイ入門ボード」に続く第2弾製品で、今回は環境測定に必要な各種センサーの動きを学習できるという。

 ボードには、湿温度・気圧センサー、ガスセンサー、明るさセンサーといった環境センサーや、アナログセンサー用とI2C用の2つのGroveコネクタを搭載しているほか、アンモニア、水素、アルコール、CO、メタンなど有機揮発性気体を測定可能なガスセンサー用に、高精度デルタシグマA/Dコンバータを実装している。そのほか、別売りのラズパイ入門ボードとスタックすることで、OLEDへの表示や電子ブザーの制御も含めた統合学習ボードとして利用することも可能となっている。

 本体サイズは高さ23x幅65x奥行き71mm(突起部を除く)。対応機種はRaspberry Pi Model B+、Raspberry Pi 2 Model B、Raspberry Pi 3 Model B/B+。

 なお、製品マニュアルは付属しておらず、制御方法などについては同梱の雑誌「シェルスクリプトマガジンVol.57」の特集記事「オリジナルボードですぐに試せる ラズパイでセンサーを扱う」で解説されている。特集記事については今号以降、随時掲載されるという。

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]