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Windows 10 Proが動作する小型ボード「LattePanda」のCore m3搭載モデルが入荷

ストレージ容量やOSの有無で計3種類

 Windows 10対応シングルボードコンピュータ「LattePanda」の新たなCore m3搭載モデル「LattePanda Alpha」が秋月電子通商で販売中だ。M.2やUSB Type-C/DisplayPort、11ac無線LANを搭載するなど機能も充実している。

 同店ではストレージ非搭載モデル「LattePanda Alpha 800(DFR0545)」、eMMC 64GB搭載モデル「LattePanda Alpha 864(DFR0546)」、LattePanda Alpha 864のWindows 10 Proアクティベート済みモデル(DFR0547)の3種類が販売中で、店頭価格(以下、税込表記)は順に40,600円、45,700円、53,200円。同店によれば技適証明済みとのこと。

Windows 10 ProとLinux Ubuntuをサポート、OSやストレージの有無で計3タイプ

 LattePanda Alphaはモバイル向けの第7世代Intel Core mプロセッサであるCore m3-7y30(2コア/4スレッド、最高クロック2.6GHz)を搭載したシングルボードコンピュータ。サブCPUとしてArduino Leonardoも搭載されている。

 以前のAtom x5搭載モデルより高いパフォーマンスが期待でき、機能面についても4Kビデオの60fpsでのデコードをサポートするほか、2基のM.2ソケット(M Key×1、E Key×1)やUSB 3.0 Type-C(DisplayPort/USB PDサポート)、Gigabit Ethernet、11ac無線LANを装備するなど充実している。ディスプレイへの出力方法はHDMI、USB Type-C、eDPの3つを選択できる。

 メモリ容量は8GB(LPDDR3-1866、デュアルチャンネル)。上記以外にはBluetooth 4.2、USB 3.0 Type-A(3基)、microSDカードスロット、オーディオジャック、50ピンGPIO(2基)などが装備されている。電源はUSB Type-Cで供給可能で、基板には4ピンの12V DC入力端子も用意されている。対応OSはWindows 10 Pro、Linux Ubuntu。

 なお、同店によれば、説明書に電源コードとACアダプタが付属するとの記載があるが、付属していないという。また、以前LattePanda用として発売された7インチIPSディスプレイ(FIT0477)は使用できず、使用するとディスプレイが壊れることを確認しているとのことなので要注意。

[撮影協力:秋月電子通商]