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メモリ4GBの「LattePanda」にWindows 10 Home搭載モデルが追加

Raspberry Piサイズの小型ボード、ストレージ容量は64GB

メモリ4GBの「LattePanda」にWindows 10 Home搭載モデルが追加

 4コアAtomやWindows 10を搭載したシングルボードコンピュータ「LattePanda」にバリエーションモデルが登場、Windows 10 Homeや4GBメモリ、64GBストレージを搭載した「LattePanda Enhanced(DFR0419)」がツクモパソコン本店IIで販売中だ。

 店頭価格は税抜き24,021円(税込25,942円)で、国内販売元はPhysical Computing Lab、海外販売元はDFROBOT。

Windows 10 Home/4GBメモリ/32GBストレージを搭載したシングルボードコンピュータ

 LattePandaは、メインCPUにAtom x5-Z8350(クアッドコア)を、サブCPUにATmega32U4を搭載したシングルボードコンピュータ。

 搭載メモリが4GBのLattePandaは、すでにWindows 10 IoT Enterprise搭載の「LattePanda 4G/64GB with Enterprise License(DFR0470-ENT)」が販売されているが、今回のモデルではOSがWindows 10 Homeに変更されている。

メモリ4GBの「LattePanda」にWindows 10 Home搭載モデルが追加
メモリ4GBの「LattePanda」にWindows 10 Home搭載モデルが追加
メモリ4GBの「LattePanda」にWindows 10 Home搭載モデルが追加
メモリ4GBの「LattePanda」にWindows 10 Home搭載モデルが追加

 基本仕様は従来モデル同様で、基板サイズは3.46×2.76インチ(約87.9×70.1mm)とRaspberry Piに近い。

 主な搭載機能・インターフェイスはHDMI、Ethernet、IEEE 802.11n無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×1、USB 2.0×2、microSDカードスロット、3.5mmオーディオジャック。Arduino互換のGPIOヘッダや、液晶パネルを接続できるMIPI-DSIも備える。

 なお、製品パッケージにはOEM版Windows 10 Homeのアクティベーションキーが記載されたカードが同梱されており、「初回起動時にアクティベーションをする必要がある」(国内販売元のPhysical Computing Lab)という。

メモリ2GB/ストレージ32GB搭載のバリエーションモデルも

 このほか、同店にはWindows 10 Homeや2GBメモリ、32GBストレージを搭載したバリエーションモデル「LattePanda 2G/32GB with unlicensed Windows 10(DFR0444)」も入荷している。

 秋月電子通商で販売が始まっている「LattePanda(DFR0418)」(メーカー出荷時にアクティベーション済み)と異なり、製品名に「unlicensed Windows 10」と記載されているが、パッケージには国内販売元のPhysical Computing Labが用意したOEM版Windows 10 Homeのアクティベーションキーが同梱されている。

メモリ4GBの「LattePanda」にWindows 10 Home搭載モデルが追加
メモリ4GBの「LattePanda」にWindows 10 Home搭載モデルが追加
メモリ4GBの「LattePanda」にWindows 10 Home搭載モデルが追加

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]