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黒電話を“USBテンキー”化する変換アダプタが登場、“ポケベルモード”もあり

パルス・トーン信号をUSB信号に変換

2019年1月9日 07:05

店頭サンプル

　黒電話やプッシュホン式の電話機でテンキー入力ができるようになるという電子工作キットが登場、「電話機USBキーボード化計画」が家電のケンちゃんで販売中だ。

　同人サークル「Project C」の作品で、店頭価格は税抜き6,000円(税込6,480円)。

　これは、電話機をUSBテンキーとして利用できるようにするという変換アダプタ。製品は半田付け作業などが必要な組み立てキットで、同店によると「中級者向け」とのこと。

　電話機とはモジュラーケーブル、PCとはUSBケーブルで接続する仕組みで、電話機のパルス・トーン信号をUSB信号に変換、ダイヤルした数字に応じて数字(0～9)や文字が入力されるという。なお、PC上ではUSB HIDキーボードとして認識するとされている。

　動作モードはダイヤルした数字をそのまま入力する「テンキーモード」に加えて、2桁の数字で文字を入力する「ポケベルモード」を搭載。ポケベルモード時はPCのIMEをオンにすることでローマ字入力が行えるという。動作モードの切り替えは本体のDIPスイッチで行う仕組み。

　なお、製品は技術適合認証を取得していないため、公衆電話回線に接続することは法令違反となるため注意が必要。