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280mm水冷クーラー対応の小型Mini-ITXケース「DA2」が発売、STREACOM製

ビデオカードは最大330mmまで対応

 小型ながらもハイスペックなパーツを搭載可能なMini-ITXケースがSTREACOMから登場、「DA2」がオリオスペックで販売中だ。

 店頭価格は税抜き29,800円(税込32,184円)で、本体カラーはシルバーとブラックの2色。

 当初は2017年8月中旬頃の発売が予定されていたモデルだが、「メーカーが製造の際に試行錯誤を繰り返したため発売が遅くなってしまった」「発売が遅れた分、仕上がりは非常に良くなっている」(同店)という。

小型サイズながらも拡張性や冷却性能の高さをウリとしたMini-ITXケース

 DA2は、本体サイズが340×286×180mm(容量17.5L)と小型サイズながらも、拡張性や冷却性能の高さをウリとしたMini-ITXケース。大型のビデオカードやATX電源に加え、280mmサイズの水冷ラジエーターにも対応している。

 具体的に搭載可能なPCパーツは、CPUクーラーが高さ145mmまで、拡張カードが長さ330×幅150×高さ50mmまで、水冷ラジエーターが120~280mmまで、電源がSFXもしくはATXとなる。なお、搭載する拡張カードのサイズによっては搭載可能な電源や水冷ラジエーターのサイズに制限が掛かるので注意が必要。

 ケースはアウターボディとインナーフレームで構成されており、インナーフレームのトップとボトムはメッシュパネルを採用。また、サイドパネルとリアパネルには無数の通風孔を用意することで、小型ケースながら高い冷却性能を実現しているという。

 このほか、ケース内にシャーシフレームと一体化した可動式のユニバーサルブラケットを搭載する点も特徴。ブラケットにはドライブやファン、ラジエーター、電源を固定でき、システムに合わせて柔軟に配置できるようになっている。

 その他の仕様はドライブベイが3.5インチ×3または2.5インチ×8(搭載パーツのサイズによって変動)、フロントインターフェイスがUSB 3.0 Type-C、本体重量が3.9kgなど。背面には92mmファンを1基搭載できる。

[撮影協力:オリオスペック]