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TDP 320W対応のCPUクーラー「SilverArrow T8」が発売、Thermalright製
2019年2月6日 11:10
Thermalrightのツインタワーフィン採用CPUクーラーの新モデル「Silver Arrow T8」が発売された。国内販売元はディラックで、店頭価格は税抜き9,000円(税込9,720円)。
全高を158mmに抑えたサイドフロー型CPUクーラー
Silver Arrow T8はサイドフロータイプのCPUクーラー。縦置きしたファンを2つのタワーフィンで挟むレイアウトの「Silver Arrow」シリーズの新モデルで、前モデルの「Silver Arrow TR4」をベースに、コンパクトかつ付属ファンを静音化した点が特徴。高さは163mmから158mmになり、これによってより多くのPCケースで使用できるようになった。対応TDPは320Wで前モデルと同じ。
また、前モデルはAMD CPUのSocket TR4専用だったが、今モデルはAMD CPUとIntel CPUの両方に対応している。ただし、AMD CPUの対応ソケットはSocket AM4のみで、Socket TR4は含まれていない。
対応CPUソケットはIntel LGA2066/2011(v3)/115x/1366/775、AMD Socket AM4。ファンを含む本体サイズは幅103×高さ158×奥行き154mm。ヒートシンクの重量は770g。
搭載ファンは同社製140mmファン「TY-143B」で、回転数は600~1,800rpm、ノイズレベルは19~25dB。TY-143Bは前モデルで採用されていた「TY-143」(600~2,500rpm、21~45dB)より低回転で静粛性が高いという。なお、初回ロットにはTY-143が追加で1個付属しており、ツインファン運用ができるようになっている。
付属品はグリス、バックプレート、ファン増設用クリップなど。
[撮影協力:ツクモパソコン本店]