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AMDの「Radeon VII」は8日19時に販売解禁、7nmプロセス採用のゲーミングGPU

Radeon VIIのリファレンスモデル

 AMDの新世代GPU「Radeon VII」を搭載したビデオカードの国内販売が、2月8日(金)19:00から始まる見込みだ。

 CES 2019の会場で2月7日(米国時間)の発売がアナウンスされていたモデルで、ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館では、GPU名は明かしていないが「AMD 新世代VGA 2月8日(金)19:00解禁」と書かれたPOPを掲示している。告知のタイミングから見てRadeon VIIを指しているとみて間違いないだろう。

 Radeon VIIは第2世代のVegaアーキテクチャを採用したデスクトップPC向けのGPU。7nmプロセス技術で製造されるもので、同社はゲーミングGPUで7nmプロセスが採用されるのは世界初としている。

 特に、前モデルのRadeon RX Vega 64からメモリ仕様が大幅にアップしており、4,096bitのHBM2を採用し、約2.1倍の帯域幅(483.8GB/s→1TB/s)と2倍の容量(8GB→16GB)が実現されている。

 パフォーマンスについては、Radeon RX Vega 64との比較でゲームでは平均最大29%、コンテンツ作成アプリケーションでは平均36%、それぞれ向上したとしている。

 なお、6日(水)時点で、当日販売されるモデルの詳細や予価は不明。ツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店では「購入希望者が多数の場合は抽選販売になる」と告知している。ちなみに、僚誌PC Watchには3連ファン搭載のリファレンスモデルが届いている

[撮影協力:ツクモパソコン本店]