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拡張性高めのキューブ系PCキット「SH370R6V2」が発売、Core i9-9900K対応

(6/20 22:38更新)販売スタート。
初出日時 6/18 8:05

 2基のPCIeスロットや5インチベイも備えるShuttleのキューブPC自作キットの新モデル「SH370R6V2」が20日(木)に発売された。

 店頭価格は税込40,070円で、販売ショップはツクモパソコン本店パソコンショップ アークドスパラ秋葉原本店ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館

5インチベイを備えたキューブ系PC自作キット、LANポートを2基搭載

 SH370R6V2は、幅215×奥行き332×高さ190㎜と高さを抑えたキューブタイプのPC自作キット。Intel H370チップセットとLGA1151ソケットを搭載しており、TDP 95Wまでの第8/9世代Intel Core/Pentium/Celeronプロセッサを搭載することができる。2018年9月に登場した「SH370R6」のバージョンアップモデルで、第9世代プロセッサに標準で対応した点(SH370R6はBIOSの更新によって対応)や、リアのGigabit LAN端子が2基に増えたのが特徴。

 キューブタイプながら高い拡張性を持つ点は従来どおりで、PCIe x16スロットとPCIe x4スロットを各1基備え、大型ビデオカード(長さ273mmまで)の内蔵も可能。また、ATXタワーケースでも省略されつつある5インチオープンベイを装備しており、トレイローディングの光学ドライブや、ファンコントローラなどのインターフェイスパネルを内蔵することもできる。

 メモリスロットはDIMM×4(DDR4-2400/2666、最大64GB)。M.2スロットは2基(Type 2280×1、Type 2230×1)で、Optaneメモリーや無線モジュールの増設にも対応する。ドライブベイは5インチ×1、3.5インチ×2。内蔵可能なビデオカードのサイズは273×98×38mmまで。

 フロントインターフェイスはUSB 3.1 Gen1×2、USB 2.0×2、ヘッドホン端子×1、マイク端子×1。リアインターフェイスはDisplayPort×2、HDMI×1、Gigabit LAN×2、USB 3.1 Gen2×4、USB 3.1 Gen1×2、USB 2.0×2など。SATA 6Gbpsポート(内部)は4基。

 電源は80 PLUS BRONZE認証の300Wモデルで、PCIe 6ピン×1、SATA×4、ペリフェラル4ピン×2、FDD×1などの電源コネクタを備える。CPUクーラーは独自の「I.C.E.ヒートパイプ」。付属品は熱伝導グリス、SATAケーブル、電源ケーブルなど。

 Shuttleが公開しているCPUサポートリストによると、Core i9-9900Kへの対応がうたわれている。一方、GPU非搭載の「F」付きモデルはリストに掲載されていないのでCPU選択時は注意が必要。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]