ジュースも注げる“ドリンクサーバーPC”が店頭展示中、ゲームもプレイ可能

　ドリンクサーバーを改造しPCパーツを組み込んだというユニークなMOD PCが登場、「コールドドリンクディスペンサー組込みMODPC“Reika”」がオリオスペックで展示中だ。

　過去にユニークなMOD PC「黒電話風PC」「居酒屋PC」「冷蔵庫PC」などを製作したABS博士氏による作品で、展示されているのは非売品。

ドリンクサーバーとしても動作するゲーミングMOD PC

　このMOD PCは、持ち込み型ゲームイベント「C4 LAN 2019 SPRING」で披露されたもの。

　2つの飲料容器を持つドリンクサーバー「FMI DS-10WCF」の容器部分を主に改造したというもので、容器の一方にCPUやマザーボード、ビデオカード、水冷ユニットといったPCパーツ一式を搭載。下部のコンプレッサーで冷却されたクーラントが容器内を循環することで、CPUとビデオカードが冷却される構造になっている。

　ちなみに、もう一方の飲料容器はジュースなどを入れれば実際に動作し、ドリンクサーバーとしても動作するという。ただし、店頭デモではドリンクサーバー機能は使えないようになっている(動作の様子は同店が公開している動画で確認可能)。

　PCの主な仕様はCPUがRyzen 5 2400G、マザーボードがASRock Fatal1ty B450 Gaming-ITX/ac、ビデオカードがZOTAC製のGeForce GTX 1650など。

　デモ機ではFINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークが動作している。

[撮影協力:オリオスペック]