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リード5,000MB/sの超高速SSD「AORUS NVMe Gen4 SSD」が発売、銅製ヒートシンク搭載
PCIe 4.0対応のM.2タイプ
2019年7月5日 06:05
シーケンシャルリードで5,000MB/sを実現したというGIGABYTEのPCIe 4.0対応SSD「AORUS NVMe Gen4 SSD」が発売された
容量は2TB(GP-ASM2NE6200TTTD)と1TB(GP-ASM2NE6100TTTD)の2種類で、店頭価格は順に税抜き55,800円、税抜き30,800円。
販売ショップはオリオスペック、ドスパラ秋葉原本店、ツクモパソコン本店II、ツクモeX.パソコン館、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店。
Phisonの「PS5016-E16」や東芝のTLC NANDフラッシュを搭載したNVMe対応M.2 SSD
AORUS NVMe Gen4 SSDは、NVMe 1.3に対応したM.2 Type 2280のSSDで、PCと接続するインターフェイスとしてPCIe 4.0を採用したのが特徴。
PhisonのPCIe 4.0 SSDコントローラ「PS5016-E16」と、東芝メモリの96層3次元TLC NANDフラッシュメモリ「BiCS」を組み合わせることで、シーケンシャルリードで最大5,000MB/s、シーケンシャルライトで最大4,400MB/sの速度を実現したとしている。一般的なPCIe 3.0接続のSSDと比較して、リード速度は40%、ライト速度は30%、それぞれ高いという。ランダムアクセスの最大速度はリード750,000IOPS、ライト700,000IOPSとしている。
なお、PCIe 4.0をサポートするPCのプラットフォームとしては、第3世代AMD RyzenのRyzen 3000シリーズと、それに対応したチップセットのAMD X570が用意されている(第2世代AMD Ryzenや、第9世代Intel CoreなどはPCIe 3.0をサポート)。
冷却面については、モジュールの両面を覆う銅製ヒートシンクが採用。アルミ製ヒートシンクより69%高い熱伝達能力を持つという。本体の寸法は80.5×11.4×23.5mmで、ヒートシンクの無いM.2 SSDより分厚くなっている。
また、SSDの状態確認などが行なえる「SSD Toolbox」が無償提供される。データを完全に消去することができるという「Secure Erase」機能も用意されている。
キャッシュにはDDR4メモリが採用。MTBFは177万時間。総書き込み容量は2TBモデルが3,600TBW、1TBモデルが1,800TBW。保証期間は5年間(または総書き込み容量に達するまで)。
[撮影協力:オリオスペックとツクモパソコン本店II]