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リード5,000MB/sの超高速SSD「AORUS NVMe Gen4 SSD」が発売、銅製ヒートシンク搭載

PCIe 4.0対応のM.2タイプ

 シーケンシャルリードで5,000MB/sを実現したというGIGABYTEのPCIe 4.0対応SSD「AORUS NVMe Gen4 SSD」が発売された

 容量は2TB(GP-ASM2NE6200TTTD)と1TB(GP-ASM2NE6100TTTD)の2種類で、店頭価格は順に税抜き55,800円、税抜き30,800円。

 販売ショップはオリオスペックドスパラ秋葉原本店ツクモパソコン本店IIツクモeX.パソコン館パソコン工房 秋葉原BUYMORE店

Phisonの「PS5016-E16」や東芝のTLC NANDフラッシュを搭載したNVMe対応M.2 SSD

 AORUS NVMe Gen4 SSDは、NVMe 1.3に対応したM.2 Type 2280のSSDで、PCと接続するインターフェイスとしてPCIe 4.0を採用したのが特徴。

 PhisonのPCIe 4.0 SSDコントローラ「PS5016-E16」と、東芝メモリの96層3次元TLC NANDフラッシュメモリ「BiCS」を組み合わせることで、シーケンシャルリードで最大5,000MB/s、シーケンシャルライトで最大4,400MB/sの速度を実現したとしている。一般的なPCIe 3.0接続のSSDと比較して、リード速度は40%、ライト速度は30%、それぞれ高いという。ランダムアクセスの最大速度はリード750,000IOPS、ライト700,000IOPSとしている。

 なお、PCIe 4.0をサポートするPCのプラットフォームとしては、第3世代AMD RyzenのRyzen 3000シリーズと、それに対応したチップセットのAMD X570が用意されている(第2世代AMD Ryzenや、第9世代Intel CoreなどはPCIe 3.0をサポート)。

 冷却面については、モジュールの両面を覆う銅製ヒートシンクが採用。アルミ製ヒートシンクより69%高い熱伝達能力を持つという。本体の寸法は80.5×11.4×23.5mmで、ヒートシンクの無いM.2 SSDより分厚くなっている。

 また、SSDの状態確認などが行なえる「SSD Toolbox」が無償提供される。データを完全に消去することができるという「Secure Erase」機能も用意されている。

 キャッシュにはDDR4メモリが採用。MTBFは177万時間。総書き込み容量は2TBモデルが3,600TBW、1TBモデルが1,800TBW。保証期間は5年間(または総書き込み容量に達するまで)。

[撮影協力:オリオスペックツクモパソコン本店II]