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X68000ケース専用のRaspberry Piハイレゾサウンドボードが入荷
ケースのLEDで動作状況を確認
2019年8月23日 06:05
Raspberry Pi用のハイレゾサウンドボードに新モデルが登場、「BB-Berry Pro Z for 68K」がBEEP 秋葉原店に入荷した。HELMETSのX68000型Raspberry Piケースに組み込むことができる専用キットとなっている。
同人サークル「さーくる Atelier GaRaKu」の作品で、ラインナップは全ての組み立てが必要な「キット」と、LED以外の部品が実装された動作チェック済みの「半完成品」の2種類。店頭価格はキットが税抜き5,500円、半完成品が税抜き8,000円。
DACマスターモードで動作するRaspberry Pi用ハイレゾサウンドボード
これは、TI社製のDAC「PCM5122」を採用したRaspberry Pi用のハイレゾDACボード。44.1kHz系と48kHz系それぞれのクロックを搭載しており、DACマスターモードで動作するという。
HELMETS社の「ラズベリーパイ 2/3用プラモデルケース X68000」シリーズへ組み込める専用モデルとなっており、X68000型ケースのLED部を利用し、電源ON、再生、再生中の利用クロックの状態を確認することが可能。なお、組み立て時にケース自体の加工が必要なほか、初代X68000型ケースでは電源ONのLEDは利用できないとされている。
さーくる Atelier GaRaKuのWebサイトによると、「表面実装部品を多数使用しており、ハンダ付け難易度は高め」だという。組み立てにはキットのほかに線材と収縮チューブ、両面テープが必要。
[撮影協力:BEEP 秋葉原店]
さーくる Atelier GaRaKu"様謹製「BB-Berry Pro Z for 68K」入荷しました!こちらDACマスターモードで動作するRaspberry Pi用のハイレゾサウンドボードになります。キット版、半完成品版ございます。#akibapic.twitter.com/v0RcGzMl44
— アキハバラ@BEEP (@BEEP_akihabara)August 21, 2019