完全無音動作の小型PC「LIVA Z2」にストレージ64GBモデル、OSはWindows 10 Home Sモードを採用

　ECSのファンレスPC「LIVA Z2」に新モデルが登場、ストレージを64GBに増量した「LIVAZ2-4/64-W10(N5000)S」が発売された。

　国内販売元はリンクスインターナショナルで、店頭価格は税込32,800円～35,424円。販売ショップはツクモパソコン本店、ツクモeX.パソコン館、パソコンショップ アーク。

　このほか、手の平サイズの薄型PC「LIVA Z」シリーズの新モデルも2種類発売されている。

4コアのPentium Silver N5000やWindows 10 Home Sモードを搭載したファンレス仕様の小型PC

　LIVAZ2-4/64-W10(N5000)Sは、ファンレスヒートシンクによる完全無音動作を実現した小型PCの新モデル。

　ファンレス小型PC「LIVA Z2」シリーズの新モデルで、今回のモデルでは64GB(eMMC)のストレージを備えるほか、搭載OSがセキュリティとパフォーマンスに特化して合理化された「Windows 10 Home Sモード」が採用されている。なお、Sモードのため使用できるアプリはMicrosoft Storeアプリのみに制限されるが、Sモードはユーザーが無料で解除することができる(一度解除すると元に戻すことはできない)。

　その他の仕様は、搭載CPUがPentium Silver N5000(4コア/ベース1.1GHz/バースト2.7GHz）、メモリ4GB。主な搭載機能・インターフェイスはIEEE 802.11ac無線LAN＋Bluetooth 4.2、HDMI 2.0、HDMI 1.4、1000BASE-T LAN、USB 3.1 Gen1 Type-C、USB 3.1、USB 2.0、ヘッドホン/マイクコンボジャック（3.5mm）など。

　本体サイズは132×118×56.4mmで、重量は約640g。付属品はACアダプタ、VESAマウント、ドライバDVDなど。

手の平サイズの小型PC「LIVA Z」の新モデルも登場

　このほか、手の平サイズの薄型PC「LIVA Z」シリーズの新モデルも登場。

　Windows 10 Home Sモード搭載の「LIVAZ-4/64-W10(N4200)S」とWindows 10 Pro搭載の「LIVAZ-4/64-W10Pro(N4200)」が発売されており、店頭価格は前者が税込30,800円～33,264円、後者が税込33,800円～36,504円。

　主な仕様は、搭載CPUがPentium N4200(4コア/ベース1.1GHz/バースト2.5GHz)、メモリ4GB、ストレージ64GB(eMMC)など。また、ストレージ増設用としてSATA SSDに対応するM.2スロット（Type 2242）を備えている。

　搭載機能・インターフェイスはIEEE 802.11ac無線LAN＋Bluetooth 4.0、1000BASE-T LAN×2、Mini DisplayPort、HDMI 1.4b、USB 3.0 Type-C、USB 3.0、ヘッドホン/マイクコンボジャック（3.5mm）など。

　本体サイズは117×128×33mmで、重量は約365g。付属品はACアダプタ、VESAマウント、ドライバDVDなど。

　なお、こちらのモデルもSモードの解除は無料で行える。

[撮影協力:ツクモパソコン本店とツクモeX.パソコン館]