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天板が選べるFractal Designのミドルタワー「Vector」が登場

Vector RS

 多角形デザインのFractal Design製タワーケース「Vector」シリーズが発売された。ガラスパネルの色が異なる「Vector RS Tempered Glass(FD-C-VER1A-01)」「Vector RS ダーク Tempered Glass(FD-C-VER1A-02)」の2タイプがラインナップされている。

 店頭価格はいずれも税抜き27,000円で、販売ショップはツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館パソコンショップ アーク

拡張性・カスタマイズ性に優れたミドルタワーケース

 Vectorは奥行き552×幅233×高さ498mmのタワー型PCケースで、スタイリッシュな多角形デザインやネジを使わずに固定するという強化ガラスパネルを搭載しているのが特徴。

 サイドパネルは左が強化ガラス、右がスチールで、いずれもドライバーなどの道具を使わずに着脱できるプッシュロック式が採用されている。また、トップの強化ガラスパネルは、通気性や冷却を優先したい場合などに、フィルターパネルとファンブラケットへ交換できるようになっている。

 強化ガラスパネルは黒みががかっており、「Vector RS ダーク Tempered Glass」では黒みがより濃くなっている。また、右サイドのスチールパネルには、産業グレードの騒音減衰に用いられるというビチューメン(瀝青)を取り付けているとのこと。

 発光機能も搭載。フロントからトップにかけてARGB LEDストリップが配置されており、また同社製のLEDコントローラ「Adjust R1」が付属している。

 対応マザーボードタイプはE-ATX(幅285mmまで)、ATX、microATX、Mini-ITX。拡張カードスロットは7基で、2.5スロット厚のビデオカードに対応した垂直スロットも備えている(ライザーケーブル「Flex VRC-25」は別売り)。

 ケースファンには同社製の「Dynamic X2 GP-14」(140mmサイズ)が採用されている。ファンの数はフロント×2、リア×1で、トップやボトムへの増設も可能。

 ラジエーターの対応サイズは、フロントが360mmまで、リアが120mm、トップが420mmまで、ボトムが280mmまで。

 他のPCパーツの対応サイズは、ビデオカードが長さ440mmまで(フロントファンを取り付けた状態)、CPUクーラーが高さ185mmまで、電源ユニットが奥行き300mmまで。

[撮影協力:ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館]

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