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「Raspberry Pi 4 Model B」の海外版が店頭入荷、在庫はごく少量

国内向けは来週入荷?

Raspberry Pi 4 Model B

 Raspberry Piの最新モデル「Raspberry Pi 4 Model B」が登場、テクノハウス東映が海外版を販売中だ。店頭価格は税込7,480円で、在庫はごく少量。

 なお、国内向けに発売を予定しているスイッチサイエンスは、10月11日公開のブログで、「海外で流通しているラズパイ4について、残念ながら表示の要件を満たしておらず、日本国内で電波を発射することは適法ではないと判断しています。」と告知している。今回入荷分に関して、同店はパッケージに「技適非対応版です」という注意書きを貼付している。

 ちなみに同店によると、国内向けモデルは今回の海外版よりも安価で、「早ければ来週入荷の予定」とのこと。

Raspberry Piシリーズの最新モデル、CPUはBroadcom BCM2711

 Raspberry Pi 4 Model Bは基板サイズが85×56mmと小さいシングルボードコンピュータ。前モデルのRaspberry Pi 3 Model B+と比べると、CPUなどのスペックが向上したほかインターフェイスが強化され、デュアル4K出力に対応した2基のMicro HDMIポートや、3A入力に対応したUSB-C電源コネクタが装備されている。また、メモリ容量が異なる1GB、2GB、4GBの3モデルが用意されるようになった。

 搭載CPUはBroadcom BCM2711(4コアCortex-A72、1.5GHz)、メモリはLPDDR4-3200 SDRAM。インターフェイスはMicro HDMI×2、Gigabit Ethernet×1、USB 3.0×2、USB 2.0×2、USB-C×1(電源供給用)、3.5mmオーディオ・コンポジットビデオ端子×1、microSDカードスロット×1など。11ac無線LANや、Bluetooth 5.0、40ピンGPIOヘッダも搭載する。

 国内向け製品の発売についてはスイッチサイエンスが予定をしており、同社の製品ページによると、2019年9月に工事設計認証を通過したという。

[撮影協力:テクノハウス東映]