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実装パーツを見て楽しめる左右分割キーボード自作キット「Chidori」が入荷

Chidori

 48個のキーを搭載した左右分離式キーボード「Chidori」が遊舎工房で販売中だ。自作キーボードの開発・販売を行う「かぎざら屋」の作品で、店頭価格は税込11,000円。

完成後も実装パーツを見て楽しめる左右分割キーボード

 これは、片側あたり24個のキーを搭載した左右分離型の直行配列キーボード自作キット。コンデンサや抵抗などの実装パーツを表面の見える部分に配置することで、完成後にこれらのパーツを見て楽しむ事ができるというユニークなキーボードだ。

 ボトムプレートは両面に千鳥格子がデザインされたリバーシブルタイプ。片面は銅箔とメッキ、もう片面は黒地にエンボス加工で柄が描かれており、どちらの面を使うかは好みに応じて選択でできる。また、基板上にも千鳥格子柄がシルク印刷されており、その柄を生かすため、ダイオードを縦に取り付けるなど実装面積を上げる工夫がなされている。

 Cherry MX互換キースイッチやキーキャップは別売りだが、そのほかの必要なパーツはすべて同梱されている。なお、製作には半田付け作業が必要だが、店頭POPには“全てスルーホール部品で組み立ても簡単”とされている。

 かぎざら屋のブログ記事「チは千鳥(Chidori)のチ」によると、別売りの拡張キットを利用することで、72キーの3分割キーボードに仕上げることも可能とされている。

[撮影協力:遊舎工房]