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イオシスなんば店が本格リニューアル、買取も強化し地域ダントツ一位を目指す

イオシス系列店で最も歴史が長い店舗が改装、入りやすく綺麗なショップに

 イオシスなんば店が大改装を実施、22日(土)にリニューアルオープン。記念セールも24日(月)まで開催されている。

 イオシスの他店同様に、なんば店も中古スマートフォンやSIMフリースマートフォン、中古ノートPCなどをメインに取り扱うショップで、店内レイアウトは山積み感を演出するような構成だったが、明るく綺麗で入りやすいといった印象に内装を大きく変更。合わせて、買取業務も大幅強化。大阪買取センターとして、買取専用のスペースも店内に併設されている。

 オープン時は雨脚も強く、あいにくの天気だったが、それでも30人ほどの行列ができ、オープン直後は身動きが取れないほどの人で賑わった。

開店直前には30人ほどの行列ができていた。
開店直後の様子、40~50人ほどが詰めかけ一時は身動きがとれないほど。
特価品のチラシ。
リニューアルオープンに合わせ多くの特価品が用意された。

 店長の平田 大輔氏によると、イオシスなんば店は営業を開始して約17年で、現在営業しているイオシスの店舗の中ではもっとも歴史があるショップとのこと。これまで小規模の改装などはあったものの、大規模リニューアルは開店以来初だそうだ。

店舗入口側から、店内は明るく入りやすい。
店舗奥側から、製品はびっしりと並べられているが、煩雑な感じは無い。

 イオシスでは10万円を超える高級スマートフォンも多く取り扱っているが、中古PCやジャンク品を扱っていた時代と異なり、それにあった内装や綺麗さなどがユーザーから求められるようになったとのことで、建物の電気系統も含め大がかりな工事を実施。これにはかなりのコストがかかったとのことだが、それだけなんば店に思い入れがあり、かつ重要なショップとして位置づけられていると話してくれた。

 なお、高級ブランドの直営店のような雰囲気では入りにくい人もいるので、什器にぎっしり端末を並べて見るだけでも楽しい陳列を心がけたり、店舗の雰囲気をフレンドリーなものにしたりと、元々のイオシスの良さは残すことはかなり意識したそうだ。

高級モデルを購入するなら綺麗なショップでというユーザも多いだろう。
海外SIMフリーのハイエンドスマートフォンなどは10万円を超えるモデルも珍しくない。
もちろん安さや面白さもイオシスの魅力、格安端末やフィーチャーフォンなども扱っている。
割安なXperiaなども多く並べられている。
この日山積みで特価販売されていたMoto E5。
山積み販売はユーザー側も見て楽しめるが、販売する側も今売れているモデル、推したいモデルといったメッセージを出せるので重要とのこと。

 店舗を入ると右側がiPhoneやスマートフォン、左側がタブレットとMacといった並びになっている。iPhone/スマートフォンはSIMフリーや中古端末なども多く取りそろえられており、イオシスらしい品揃え。

イオシスといえばスマートフォン、店舗入って右側はスマートフォンエリア。
iPhoneはSIMフリーモデルも含めかなりの数が用意されている。
SIMフリーモデルが多いが、キャリアの端末も多数取り扱っている。
格安モデルなどはデモ機も用意。

 タブレットもiPadをメインにandoroidタブレットやWindowsタブレットなど多く在庫しており、Macの中古品は全てデモ機となっているので状態を確認してから選ぶことができる。

こちらはタブレットコーナー、iPadの在庫数はかなりのもの。
WindowsタブレットやAndroidタブレットも多い。
タブレットコーナー向かいのMacエリア。
比較的単価が高いモデルも実際に状態を見てから購入することができる。

 店舗奥側は中古PCエリアと買取センター、レジになっており、買取センターは比較的広めのスペースがとられている。

 もちろん、これまでも買取には力をいれていたが、店舗を明るく綺麗にしたことと合わせ、販売だけでなく買取もいっそう力を入れていくとのこと。なお、大阪地区の買取業務はこの買取センターに集約し、体制も強化したとのことだ。

店舗奥の中古PCのエリア、什器の両面にびっしりと展示機がならんでいた。
スタッフ一推しモデルのコーナーも、取材中に何台も売れていた。
店舗奥の買取センター、取材時も多くの人が端末を持ち込んでいた。
買取速報などの情報も店頭で見ることができる。
買取に関しては「早い高い」が意識されている。
買取と連動して受けられるサービスも。

 秋葉原でSIMフリー/中古スマートフォンというと、イオシスはかなりの知名度をもっており、店舗数も多い。このため、イオシスは大阪発祥ではあるものの、秋葉原から進出したショップと思われることもあるそうだ。大阪地区の店舗は2店だが、本社機能は大阪にあり、大阪地区の方が一店舗あたりの面積は広く、在庫は非常に充実している。イオシスの販売方法やテイスト、イオシスならではの良さなどは大阪で作られたものなので、今回のリニューアル機に、“イオシスは大阪発祥のショップだ”ということをよりユーザーに印象づけたいとのことだ。

 店長の平田 大輔氏によると、大阪地区でSIMフリースマートフォンを扱うショップの中ではトップを自負しており、今後さらにリードを広げダントツといった状況になるよう活動していくとのこと。また、在庫や勢いで秋葉原のショップに負けているような部分はないので、スマホといえば「大阪発祥のイオシス」となるよう盛り上げていきたいと話していた。

この日のスタッフ衣装、「けっこう安い。」
イオシスのイベントでは仮装がもお約束だが、この日は男性スタッフがナース服を着ていた。
スマートスピーカーの特価品も。
Google Home Miniであれば2,980円で購入できる。
取材時にかなり売れていたワコムペン付きの2in1 PC「ARROWS Tab Q584/H」、価格は7,980円。
スマートフォンと連動する周辺機器なども取り扱っている。

 SIMフリースマートフォンや中古スマートフォンを扱うショップとしては品揃えもよく、店舗にも活気があるので、大阪地区ユーザーは是非足を運んでもらいたい。秋葉原のショップが注目されがちだが、これだけ品揃えが良いと遜色を感じることも無い。

 また、リニューアルオープンの特価品で目立つものに関しては、ピックアップして単体記事として紹介しているので、関連記事を確認してもらえれば幸いだ。

[撮影協力:イオシスなんば店]