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人気ケースの最新モデル「Define 7」がデビュー、静音&冷却どちらもOK
フルタワー型の「Define 7 XL」もあり
2020年2月28日 07:05
トップパネルを交換して静音仕様/冷却仕様に変更できるFractal DesignのミドルタワーPCケース「Define 7」とフルタワーPCケース「Define 7 XL」が発売された。
ラインナップが豊富で、Define 7は7種類、Define 7 XLは5種類。それぞれにサイドパネルの種類(ガラス/ソリッド)やカラーリングが異なるモデルが用意されているおり、店頭価格はDefine 7が税抜き23,000円~25,000円、Define 7 XLが税抜き30,000円~32,000円。
国内販売元はアスク。
シャーシを組み替えられる「デュアルレイアウト構造」を採用したタワー型PCケース
これらは、Fractal DesignのPCケース「Define」シリーズの最新製品で、2018年1月に登場した「Define R6」に続くモデル。シャーシを組み替えられる「デュアルレイアウト構造」が採用されており、大型ビデオカードなどが内蔵可能な「オープンレイアウト」、多数のSSD/HDDが搭載可能な「ストレージレイアウト」に、用途に応じて変更することができる。
静粛性を重視したデザインも継承。フロント、左右サイド、トップの各面のパネルに防音素材を装備し、内蔵したPCパーツの動作音が外に漏れるのを防ぐ。
今回のモデルでは2タイプのトップパネルが付属しており、換気タイプに交換することで冷却を優先させることができる。また、ラッチ構造を採用した左右サイドパネルは、ドライバーなどの工具を使わずに取り外せる。フロントパネルのヒンジを付け替えて、右開き、左開きに変えられるのも便利だ。
ケースファンは同社製の「Dynamic X2 GP-14」(140mmサイズ)で、フロントに2基、リアに1基装備する。また、5インチドライブ非搭載時は、トップとフロントへのラジエータの搭載にも対応する。
Define 7のサイズは幅240×高さ475×奥行き547mm。対応マザータイプはE-ATX(幅285mmまで)、ATX、microATX、Mini-ITX。ドライブベイは5インチ×1、3.5/2.5インチ×3(ストレージレイアウト時は7基)、2.5インチ×2。拡張スロットは7基(+垂直スロット2基、ライザーケーブル別売り)。ビデオカードの対応サイズは長さ491mmまで(ストレージレイアウト時は315mmまで)。
Define 7 XLのサイズは幅240×高さ566×奥行き604mm。対応マザータイプはE-ATX、ATX、microATX、Mini-ITX、EE-ATX、SSI-CEB、SSI-EEB。ドライブベイは5インチ×2、3.5/2.5インチ×6(ストレージレイアウト時は8基)、2.5インチ×2。拡張スロットは9基(+垂直スロット3基、ライザーケーブル別売り)。ビデオカードの対応サイズは長さ549mmまで(ストレージレイアウト時は359mmまで)。
[取材協力:ツクモパソコン本店とツクモeX.パソコン館とドスパラ秋葉原本店]