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Zen 2ベースの低価格CPU「Ryzen 3 3300X/3100」が発売、4コア/8スレッドで11,980円から
Core i7-6700Kと互角以上の性能
2020年5月23日 11:00
Zen 2アーキテクチャの新たなRyzen 3が登場、「Ryzen 3 3300X」「Ryzen 3 3100」の2モデルが発売された。
店頭価格はRyzen 3 3300Xが税抜き13,980円、Ryzen 3 3100が税抜き11,980円。
Zen 2コアアーキテクチャ採用の4コア/8スレッドCPU、TDP 65W
これらは、AMDのZen 2コアアーキテクチャを採用したデスクトップPC向けのSocket AM4対応CPU。Zen 2世代の第3世代Ryzen 3000シリーズにおいてRyzen 7、Ryzen 5の下に位置する製品だ。
Ryzen 3の3000番台のモデルについては、前世代のZen+アーキテクチャを採用した「Ryzen 3 3200G」が発売済みだが、今回のRyzen 3 3300X/3100は最新のZen 2世代で、広帯域のPCIe 4.0やマルチスレッド技術のSMT（Simultaneous Multi-Threading）がサポートされている。
同社は、SMTのサポートにより優れたマルチタスク性能と応答性能を提供するとしている。また、IntelのCore i3-9100と比較して、Ryzen 3 3100の方がゲーミング性能で最高20%、クリエイター性能で最高75%優れるとしている。なお、Ryzen 3 3300Xは僚誌PC WatchのレビューでCore i7-6700Kと互角以上の性能を発揮している。
Ryzen 3 3300Xのクロックはベース3.8GHz、ブースト4.3GHz。Ryzen 3 3100のクロックはベース3.6GHz、ブースト3.9GHz。他のスペックは共通で、4コア/8スレッド、総キャッシュ容量18MB（L2 2MB、L3 16MB）、TDP 65W、対応メモリDDR4-3200。付属するCPUクーラーは「Wraith Stealth」。
また、新たなメインストリーム向けチップセットとして、PCIe 4.0をサポートする「AMD B550」が発表されており、搭載マザーボードが6月以降に各メーカーから発売されるとしている。
[撮影協力:パソコン工房 秋葉原BUYMORE店とツクモパソコン本店とツクモeX.パソコン館]
