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電動昇降機能を搭載したLian Liの机型PCケースに新モデル、拡張性をより強化

DK-04F
DK-05F

 電動昇降機能を備えたLian Liのデスク型PCケースの新製品が登場、幅が1,000mmの「DK-04F」と1,400mmの「DK-05F」がディラックから発売された。DK-05Fでは2枚のマザーでデュアルシステムを構築できる。

 ディラックは「取り寄せ品」としており、メーカーから入荷するまで1ヶ月以上かかる場合があるとしている。取り扱いを開始したオリオスペックによると、「納期は2か月」とのこと。

 店頭価格はDK-04Fが税込258,500円、DK-05Fが税込313,500円。

電動の昇降機能を搭載したデスク型PCケース、ガラス製天板の透明/不透明切り替えも可能

 これらは、厚さ8mmのガラス製天板や、左右サイドの脚部などで構成されたデスク型のPCケース。天板の下がパーツの収納スペースになっており、マザーボードやストレージ、拡張カード、電源ユニットなどを内蔵して、PCとして使うことができる。

 今回の2製品には電動の昇降機能が搭載。ボタン操作により脚部が伸縮し、高さを689~1,175mmの範囲で調節できる。メモリー機能も備えており、複数の高さを記憶させ、4ユーザーで使い分けることができるという。

 ガラス製の天板には調光機能が装備。ボタン操作で透明/不透明が切り替わり、内蔵したPCパーツを観賞する際は透明モードに、作業に集中したい時は不透明モードにするなどして、使い分けることができる。

 また、DK-05Fでは2枚のマザーを内蔵してデュアルシステムを構築することが可能で、拡張カード用スロットも2システム分(8基×2)が用意されている。

 寸法と重量は、DK-04Fが幅1,000×高さ689~1,175×奥行き740mm、65kg、DK-05Fが幅1,400×高さ689~1,175×奥行き780mm、76kg。

 対応マザータイプはMini-ITX、microATX、ATX、E-ATX。ATX電源は別売り(DK-04Fは奥行き240mmまで、DK-05Fは奥行き230mmまで)。

 ラジエーターの収納スペースは、DK-04Fがフロント480mm×1、リア280mm×1、DK-05Fがフロント480mm×2、ボトム360mm×2、リア240mm×1。

 拡張カードの対応サイズはDK-04Fが長さ390mmまで、DK-05Fが長さ400mmまで。CPUクーラーの対応サイズは高さ185mmまで。

[取材協力:オリオスペック]