ニュース

ASUSのAI向け小型ボード「Tinker Edge R」が店頭入荷、Pico-ITXサイズ

ASUS「Tinker Edge R」

 Rockchip製NPUを採用したASUSのAI向け小型ボードの新モデル「Tinker Edge R」がマルツ秋葉原本店に入荷した。 店頭価格は税抜き26,980円(税込29,678円)

Pico-ITXサイズのシングルボードコンピュータ、Rockchip製SoC「RK3399Pro」を搭載

 Tinker Edge Rは、Rockchip製SoC「RK3399Pro」を搭載したシングルボードコンピュータ(SBC)。

 ASUSのAI向けSBCとしては、4月に同店が入荷した「Tinker Edge T」に続くモデル。NPUがGoogle製からRockchip製に変更され、基板にも新たにPico-ITXフォームファクタが採用されている。

 RK3399ProはCPUが6コア構成(Cortex-A72 1.8GHz×2、Cortex-A53 1.4GHz×4)で、公称のNPU性能は3TOPS(Tera Operations Per Second)。省電力性については、国内代理店のTechShareによれば、同性能を1.5Wの電力で実現できるという。

 Tinker Edge Rの基板サイズは100×72mm、搭載メモリはLPDDR4 4GB(システム)、LPDDR3 2GB(NPU)、ストレージはeMMC 16GB。電源はバレルジャック(5.5φ/2.5φ)、4ピンヘッダで入力する(いずれもDC 12~19V対応)。

 インターフェイスはHDMI 2.0×1、USB 3.2 Gen1 Type-C×1(OTG、DP 1.2サポート)、USB 3.2 Gen1 Type-A×3、Gigabit Ethernet×1、MIPI×3(CSI×1、CSI/DSI×1、DSI×1)、40ピンGPIO×1、Mini PCIeスロット×1(4G/LTE用)、Nano SIMカードスロット×1、microSDカードスロット×1、オーディオ×1など。ワイヤレス機能は11ac無線LAN、Bluetooth 5.0。

[撮影協力:マルツ秋葉原本店]