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ASUSのAI処理向け小型ボード「Tinker Edge T」が店頭入荷、Google Edge TPU搭載
2020年4月14日 07:05
Google Edge TPUを搭載したASUSのAI向け小型ボード「Tinker Edge T」が、マルツ秋葉原本店に入荷した。
店頭価格は税抜き21,600円。
高電力効率なシングルボードコンピュータ
Tinker Edge TはNXP製SoCの「i.MX 8M(4コアCortex-A53、1.5GHz)」やGoogle製ASIC「Edge TPU」を搭載したシングルボードコンピュータ。高い電力効率をうたっており、計算単位あたり0.5Wの電力で、4TOPS(Tera Operations Per Second)の演算性能を実現したという。
高度な電源設計も特徴で、最大45W対応のDC端子を備えることで複数デバイスの接続に対応したほか、電流と電圧が大きく変動した時には基板とデバイスを効果的に保護するという。DC端子は12~19V対応。ACアダプタは別途用意する。
おもな仕様は、メモリにLPDDR4 1GB、ストレージにeMMC 8GB。インターフェイスはHDMI×1、Gigabit Ethernet×1、USB 3.2 Gen 1 Type-A×2、USB 3.2 Gen 1 Type-C×1、 microSDカードスロット×1など。GPIOを含む40ピンヘッダ、IEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 4.1も備える。基板サイズは3.37×2.125インチ(85.6mm×54mm)。
このほか、同店ではTinker Edge T用のAC電源キット「TSI-TB-15V3A」も販売中。15V/3A出力のアダプターで、電源スイッチも備える。店頭税抜き価格は1,800円。
[撮影:マルツ秋葉原本店]