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TDP 15Wの“Whiskey Lake”を搭載したIntel NUCが登場、計5モデル

コードネームは「Provo Canyon」

Intel NUC「Provo Canyon」

 Intelの第8世代Coreプロセッサのモバイル向けシリーズ「Whiskey Lake」を搭載したNUCが登場、「Provo Canyon」がパソコン工房 秋葉原BUYMORE店に入荷した。

 ラインアップは2.5インチストレージ対応の有無とCPUの違いで計5製品。店頭価格(以下、税込表記)はCore i7-8665U搭載の「NUC8v7PNH」が76,679円、Core i5-8365U搭載の「NUC8v5PNH」「NUC8v5PNK」が56,620円、Core i3-8145U搭載の「NUC8i3PNH」「NUC8i3PNK」が37,710円。

TDP 15Wのモバイル向けCPUを搭載したPC自作キット

 これらは、第8世代Coreプロセッサの中でもTDP 15Wのモバイル向けCPU「Whiskey Lake」を搭載した小型PC自作キット。コードネーム「Provo Canyon」としてラインアップされた「Intel NUC 8 Pro」シリーズに属するモデル。

 搭載する各CPUの主な仕様は、Core i7-8665Uが4コア/HT対応、ベースクロック1.8GHz/ターボ時4.8GHz、キャッシュ8MB、Core i5-8365Uが4コア/HT対応、ベースクロック1.6GHz/ターボ時4.1GHz、キャッシュ6MB、Core i3-8145Uが2コア/HT対応、ベースクロック2.1GHz/ターボ時3.9GHz、キャッシュ4MBなど。なお、Core i7とCore i5についてはvProもサポートしている。

 末尾が「H」のCore i7/i5/i3モデルは、筐体が厚めで2.5インチストレージ+M.2 SSDに対応している。本体サイズは117×112×53mm。

 一方、末尾が「K」のCore i5/i3モデルは、薄型筐体で2.5インチストレージには非対応。本体サイズは117×112×37mm。

末尾Hのモデル

 搭載デバイスやインターフェイスは共通で、Thunderbolt 3やHDMI×2、USB 3.1 Gen2×3、USB 2.0、1000BASE-T LAN、IEEE 802.11ac無線LANを備えている。メモリスロットはDDR4 SO-DIMM×2(最大32GB)。

末尾Kのモデル

 付属品はACアダプタ、VESAマウントキット。メモリ、ストレージ、OS、電源ケーブルは別売り。

[撮影協力:パソコン工房 秋葉原BUYMORE店]