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最大リード7,000MB/sの高速SSD「WD_BLACK SN850 NVMe SSD」がデビュー

2020年11月13日 00:00

（11/14 15:36更新）ベンチ結果を追記。
初出日時 11/13 0:00

WD_BLACK SN850 NVMe SSD

　シーケンシャルリード7,000MB/sをうたうWestern DigitalのPCIe 4.0対応M.2 SSD「WD_BLACK SN850 NVMe SSD」が発売された。

　容量500GBの「WDS500G1X0E-00AFY0」と同1TB「WDS100T1X0E-00AFY0」、2TB「WDS200T1X0E-00AFY0」の3種類が入荷しており、販売価格は順に税込15,980円、税込24,980円、税込56,880円。

　なお、今回発売されたモデルはヒートシンクを搭載しないモデルで、ヒートシンク有りモデルもラインアップされている。

　WD_BLACK SN850 NVMe SSDは、PCIe 4.0に対応したM.2フォームファクタのNVMe SSD。

　同社のゲーミングブランド「WD_BLACK」シリーズに属するモデルで、新しいキャッシュ技術によりゲームなどのロード時間が短縮したほか、低キュー深度での性能が向上したとされている。

　転送速度はシーケンシャルリードが7,000MB/s、ランダムリードが100万IOPS。シーケンシャルライト速度は容量によって異なり、500GBが4,100MB/s、1TBが5,300MB/s、2TBが5,100MB/s。

　本体サイズは長さ80×幅22×高さ2.38mm、重量は7.5g。

　発売に合わせて、オリオスペックは1TBモデル×4枚を使ったRAID0環境のベンチマーク結果を公開している。

　HighPointのPCI Express Gen4 x16 RAIDカード「SSD7505」やRyzen 7 3800X、ASUS Pro WS X570-ACEなどを使った環境で、シーケンシャルリード速度は28GB/sを超えたという。